久しぶりにこの掲示板に投稿する。
参院選も佳境に入り、我が共産党の獲得議席も気になるところ。
しかしながら共産党はどのような戦略を目指すのであろうか。
議会での多数派を目指すのか、それとも少数意見の代表として、小さくきらりと光る党を目指すのか明確にすべき時期にきている。自公と民主という二大ブロックの中で、このままでは社共の2党は埋没するだけである。もし第三の極を目指すなら、何故社共両党で統一ブロックを形成しないのであろうか。もはや共産党単独では、選挙区においては勝負にならない状況を理解していないのだろうか。
もし議会で多数派を目指すのあれば、民主党へ合流し、左派を形成する以外に生き残る道はない。(民主党が拒否する確率が高いが)
その点、公明党は自民党に寄生してうまくやっている。この路線しか多数派形成への道はない。
或いは少数派でも自らの主義・主張を通そうとするなら、衆院・参院において一桁台の議席で我慢するしかない。
この掲示板でも何人かの人が述べているように現在の共産党の政策では、多数の国民を説得させるものではない。といって天皇や自衛隊の容認は、共産党原理主義者を離脱させるだけである。このジレンマに党中央が気づいていない点が最大の問題である。共産党は、実績だとか実行可能な政策で勝負できる党ではない。むしろ未来への夢を与えてきた党である。それを現実で勝負しようするから無理がある。年金問題への政策など、まさに風車に攻撃をするドンキホーテそのものである。
時代の流れに取り残されながら、なんらその状況を理解できない哀れな党で終わりたくはない。この状況を切り開く党中央を望む。