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樹々の緑さま、また論点が違うようでー。

2004/07/17 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 ご指摘ありがとうございます、しかし私は「国連」や、妥協の産物で実際には なんの有効性を持たない「国祭法」等に頼るのではなく、もっと強い様々な運動や組 織を作ろう、何でも他人に頼るのは止めにしょうと言っているのです。
 仰るように朝鮮(共和国・北朝鮮)には残念ながら程度は不明ですが、抑圧や、人 権侵害があると思うし、中国にも同程度のことはあると思います。
 しかし根本的にはやはりこれら改革を担い、克服するのは、その国の人々によるし かない、現実に今、拉致問題を含めて、私たちが「朝鮮」の人権侵害を非難すれば、 それが逆に何の関係もない在日(韓国籍も含む)の人達に直接的に跳ね返って、様々 な被害を実際に受けている。
 そんな人権意識のない国に今私たちは住んでいる、そんな人権状況を私たちは許し ている、その状況を変えない限り何にもならないということです。
 この間の拉致問題による「北朝鮮バッシング」はもとより、イラク反戦運動への度 重なる弾圧や、卒・入学式の日の丸・君が代大量処分、世界にもまれな入管行政の反 動性、刑務所での不当リンチ、部落差別、朝鮮人差別など、等本当に私たちは自由な 人権が保障された国に住んでいるのでしょうか?
 またあれ程に、「自由と民主主義の国」を謳い、人権問題で中国や朝鮮、サダム・ フセインを非難してきたこの国の大切な同盟国・アメリカが、なぜあのようなアブグ レイブ刑務所でイラク人虐待を行なったのか、なぜ未だグアンタナモ米軍基地でアフ ガンやタリバンの虐待が継続されているのか等、なぜ未だにマイノリティの差別や暴 行を許しているのか、そのことをまず見つめ解決していくことが必要ではないてしょ うか?
 これらを国連が救済してくれましたか?国際法がまもってくれましたか?
 私は「アムネスティ・インターナショナル」の不真面目ですが会員です。
 私たちは余りにも私たち自身のことを知らないし、知ろうとしないで他国のあら探 しばかりに夢中になっている、それを会報でよく知らされます、そんな国に誰が信頼 をよせると思いますか?
 他の当てにならない形だけの組織や法律に頼るのではなく、しっかりとし運動を私 たち自身で作ろうと言っているのです。
 お隣の韓国ではそれらの運華が力強く進められています。
 政府を国会を動かして運動が進行しています。
 口先で国連や国際法なんと言ったって何にも進まない、その現実をしっかり確認し てほしいのです。
 樹々の緑さんが国際法をよく学ばれたのなら、NPOでもボランティアでも何でも いい具体的な活動の場を、運動を、組織を作ってほしい、ただそれだけです。