参議院選挙が終わりました。何回か共産党の演説を聞きましたが、その時に感じたことを書きます。演説の内容としては、確かに共鳴する部分が多いのですが、あの「何も知らない大衆に、教えてあげる」ような言い方は、どうにかならないでしょうか。開票番組における党幹部の話し方にも、そういう傲慢な雰囲気を感じてしまうのは、私だけでしょうか。
今回、民主党の岡田さんの演説は、すごく熱意を感じました。その他の候補者でも、「なんとしても勝とう」という気迫が感じられ、握手も力強かった。そういうムードで全てを決める訳ではないけれど、人間には感情というものがあることを、もっと分かってほしいと思う。
共産党の方々の演説は、何か評論家的で、教師的で、説教的な人が多いように感じます。確かに理論的に訴えることも大切だけど、もっと国民感情に訴えることも検討してほしいと思うし、優等生的な感覚で選挙をやるのは卒業してほしいと思います。
今後、憲法「改正」が政治日程に上ってくるかも知れないという情勢を考えれば、共産党はもっと議席をとってほしかったです。その立場から、感じたことを書きました。いかがでしょうか。