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年金問題に思う

2004/07/19 マイペットユメ 40代 自由業

 2つの選挙での惨敗の原因をよく考えないと、同じことの繰り返しになります。リアルな分析がないと戦前の大本営と同じになってしまいます。惨敗の原因について、自分の意見として次のように考えています。
 1)革新政党としてめざすべき日本の将来像を明示できていないこと。せめてヨーロッパの資本主義のフランスまたはドイツなみにとかさらにスウェーデンなみにとか。間接税 直接税、法人税の比率と社会保障(医療、福祉、年金)費の比率、水準の明示、日本との比較が必要でしょう。残念ながら社会保障を高齢化社会の中で実現しようとすれば間接税増税(自民党は別にまわしていますが)は避けて通れないでしょう(逆進性軽減のため食料は非課税へ)。公共事業はへらすべきとは思いますが、公共事業関係者の共産党への票は皆無になり、ここでの失業対策費の増加がかんがえられていません。また、共産党は従来の年金制度でも十分存続可能とするなど、この財政破綻、年金の官僚による私物化、年金未払いが横行しているなかで、有権者の注目をひかなかったこと。この問題を大企業に負担をもとめるやりかたは、継続性がなく、経済全体の影響から(資本流出、株価暴落)安易すぎる。
 2)北の問題についての影響の軽視。党名問題にもからんできますが日本国民の圧倒的多数(国民の世論)は社会主義やまして共産主義は、自民党主導の資本主義がいかにいやでも、さらにもっといやだという意見が多いとおもわれること。この党名と党内原則に日本共産党がこだわっているかぎり、自民党や民主党は安泰でしょう。
 3)自衛隊は専守防衛とすること。日米同盟はやめて友好条約を締結すること。戦争は絶対反対。これはよいことです。
 4)小選挙区で勝つには、年収600万円から2000万円の人でも積極的に支持してもらえるような政策をだすこと(住宅ローンの利息の経費計算、証券税制の軽減化、本人の入院費の無料化、高速道路のフリーウェイ化など)