参議院選のことで載せていただきありがとうございました。
ついでといっては何ですが。全般のことで感じることを。
今回のアメリカ民主党の動きは、自分の目から見て非常に興味深く面白かった。結
果的にケリーが大統領候補になり、イラク戦争反対とも言ってないのですが、その理
由も過程もわかりやすくって、またディーンやエドワーズや多彩な人物が居ることが
わかって、非常に共感が持てました。
ふりかえって、以前は共産党も例えば上田耕一郎さんなんか、過激な発言をしてい
ろいろなことがありましたがおもしろかったし、江戸っ子らしさい粋なところが好き
でした。マスコミにもよく出ていて、結構丁丁発止していました。
正森氏も質問に出れば注目を集めました。
で、今はというと、そういう面白く、当意即妙な人がいない。
だからマスコミも面白くないから、映さなくなるのもある意味当然とも思えます。
それに調査力が落ちているのは歴然とわかりますし。
そういう中ではやはり議員の個性とか、主張とかがもっと出ていいのだと思います
が、質問などもワンパターンになっていると思うのは私だけでしょうか?
特に比例代表に出ている人などは、もう組織票をあてにするからますます個性がな
くなりそうです。
比例代表に著名人を入れるのは、票かせぎとの批判もありますが、逆にそういう人
が力を貸してくれるということでもあります。
例えば今回の喜納昌吉さんのように。
共産党も知事選などでは、知名度のある人をかついでましたからあまり人のことは
言えないわけだし。
とにかく国民の目から見て、この人はこういう人だ、というものをもっと出さない
と、ますます独裁的イメージで見られると思います。
何か、創立記念講演では戦前のことを引き合いに出して、それに比べればなどと言っ
ているようですが、一般から見れば時代錯誤で、強弁や脅しのように思えます。
アメリカでも右傾化がすすんでいると言われてますが、チョムスキーやマイケル・
ムーアなどはベトナム戦争などに比べ明らかに進歩している、と言ってますし、戦前
のようになるというような宣伝は通用しないと思います。
とにかく、以前のカラ的発言ではなく、もっと新鮮な発言を求めたいものですが・・
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