先の敗戦直後、NHKのラヂオ番組に表題のような意味合いの街頭インタビュウ番組があって人気を博したという。年配の人は覚えておいでてしょう。
それから半世紀以上たって、同じような質問を私はしてみたくなる。20代で無職、30代で無職、40台で無職。皆どうやって暮らしているの?胸を張って言える職業に就いていないだけで、短時間のアルバイトなどで口に糊することはできるが現状を打開する手立てが見出せない、という状態の人
が多いのでしょうか?私は10代の頃から職人をやってきました。昔は貧乏人の子息は職人になる以外道はなかった。労働者階級の生涯賃金を比較すると、いうまでもない事だが企業規模が大きい程、学歴の高いほど、手にする賃金や福祉サービスの恩恵もおおきくなる。恵まれた層にいる労働者は日本にどれほどいるのだろう?乗用車を一応もっているし、すれ違うのに苦労する狭い路地の奥に狭いながらも舞ホームがあるしで、恵まれた階層なのかね? そういう人にとって共産党など端から選択肢に入ってないて事かね?
今回も投票に行かなかった諦めきった諸君、額に汗して働いている諸君。この社会は、じっと耐えていても問題の解決にはならない。いじめ社会なのだ。弱き者はとことんいじめられる。噛みついてでも、引っかいてでも抵抗し攻撃しなければ、いじめは止まない。時々いじめを苦に自殺の報道を目にするが、残念なことである。社会の底辺で虐げられている階層だと自覚するなら、選挙でしっぺ返しをするべきである。自分ひとりだけ抜け出そう、という連帯感を失った利己主義が今も息ついているのでしょうか。戦後の食料難の時代人民は暴動を起こすでもなく、めいめい満員列車に乗って地方へ買出しに行ったのでした。今就職難の時代、やはりめいめいで仕事を探しているのでしょうか。