β線の空中での飛距離が数センチ~数10センチであるとか、2-8cmであるとかい
う記述は確かあちこちで見かけましたが、いざ探そうとなるとなかなかぶつかりませ
ん。とりあえず目に付いた、以下のものをお知らせします。
http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/physics/nucl/fushimi/radiatio
n.html
(ベータ線は一般的に空気中ならば数10センチメートル飛ぶことができます。)
http://www.ne.jp/asahi/radiation-disaster/survival/atom0036.ht
ml
(透過力小・数センチ~)
ところで、ご紹介いただいた放射化学のHP、今始めて読んでみました。どうせみて
も分からないと今までほっていました。怠慢お許しください。永続平衡により親核種
と娘核種が同じ頻度で崩壊するようになるというところはよく分かりました。
β線の最大飛距離の計算式も載っていますが、この最大飛距離というものがよく理
解できません。というのは、単位が面積当たりの質量になっているので、私たちが考
える単純な直線距離のことではないような気がするのです。また、図に示されている
ような確率分布をするエネルギーの最大値というのはどうやって定義できるのでしょ
うか?ご教示いただければ幸いです。
ついでに素人考えですが、β線の飛距離はもともと物質によって異なるのではない
ですか?放射線量率の計算式の説明によれば、β粒子が物質の表面に出るまでには、
自己遮蔽によりエネルギーは減衰し、その程度は物質によって異なるだろうと思われ
るからです。そうだとしたら、物質ごとに飛距離を言わなければならなくなります。
この点についても教えてください。
蛇足ですが、あなたの議論に対する冷静な態度、混迷する民主運動のあり方に対す るご発言には心を動かされています。ご活躍をお祈りします。