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一労働者さん 相変わらず観念論ですね

2004/07/08 尾張はじめ 50代 会社員

「まともな党内民主主義を保持した左翼中間政党で十分」

 今日、日本共産党に期待するものはこれで十分です。ご不満なようなので、いくつ か指摘します。

1、民主集中制について
 これは戦時下の組織論であり、現在の民主集中制は、ただの集中制でしかありえま せん。まともな自己弁護もできずに、党を去っていったかつての闘士や学者、文化人 たちをご存知ですか? あえて名前はあげませんが、良心的な哲学者や政治学者たち の多くは、現在、党から一線を画しています。

2.統一戦線の思想
 革命的前衛等なら、反ファシズム統一戦線の前衛となるべきでしょう。共産党の排 除の論理は相変わらずであり、無党派市民や反戦運動との連携ができていません。全 国革新懇という組織がありますが、組織レベルでどの程度連携ができているか疑問で す。

3.学生運動への指導方針
 学生運動自体が衰退しているので、党の責任だけじゃないのですが、かつて「新日 和見主義批判」で行ったようなやり方は、学生の党離れを加速するだけです。

 「党の革命的再生」を語る前に、このような現実的諸問題を解決し、具体的提言を するのが、党の役割だと思います。

 私は右から党を批判しているのではありません。空虚な観念論を廃し、左翼の統一 を願って発言しています、一労働者さんも現実的なご意見をお願いします。