「まともな党内民主主義を保持した左翼中間政党で十分」
今日、日本共産党に期待するものはこれで十分です。ご不満なようなので、いくつ か指摘します。
1、民主集中制について
これは戦時下の組織論であり、現在の民主集中制は、ただの集中制でしかありえま
せん。まともな自己弁護もできずに、党を去っていったかつての闘士や学者、文化人
たちをご存知ですか? あえて名前はあげませんが、良心的な哲学者や政治学者たち
の多くは、現在、党から一線を画しています。
2.統一戦線の思想
革命的前衛等なら、反ファシズム統一戦線の前衛となるべきでしょう。共産党の排
除の論理は相変わらずであり、無党派市民や反戦運動との連携ができていません。全
国革新懇という組織がありますが、組織レベルでどの程度連携ができているか疑問で
す。
3.学生運動への指導方針
学生運動自体が衰退しているので、党の責任だけじゃないのですが、かつて「新日
和見主義批判」で行ったようなやり方は、学生の党離れを加速するだけです。
「党の革命的再生」を語る前に、このような現実的諸問題を解決し、具体的提言を するのが、党の役割だと思います。
私は右から党を批判しているのではありません。空虚な観念論を廃し、左翼の統一 を願って発言しています、一労働者さんも現実的なご意見をお願いします。