日本でまだまだ良識ある人たちは多いと思いますが、そういう人たちは
多分「社会主義」の実情に失望した覚えがあるので、いくら「理論」を
言っても信じないと思うのです。
それよりも信頼できる個人を選びたいと思うのではないかと思います。
この間のイラク戦争でもアメリカではマイケル・ムーアやハワード・ディ
ーン、シーモア・ハーシュなどが活躍をして、戦争反対の世論を再活性化
して組織もないのに非常な信頼を集めています。
日本でも例えば高遠さんなんかバッシングされたのに、かえって彼女がや
ってきたことが伝わってたいへんな支援が集まったりしています。
そんな信念とかそんなものが今信頼を集めるんじゃないかと思うんです。
話は変わるのですが、今回の菅直人氏の「お遍路」は、自分もしたくなるときがあ
るので非常に共感してしまって、サイトを覗いたりしてしまいました。
では、ということで志位氏はどうかいな、と思って覗いて「なんでもコラ
ム」ってのが面白そうだと見てみると・・・
これが旧ソ連のピアニスト、リヒテルの大論文(笑)のっけから「音楽史
上最も偉大なピアニスト」ときたもんだ。
それで後はなし(笑)
普通こういうところは例えば「たまには喜多郎の音楽きいてくつろぐんで
す」とか書くぞ、フツー。
それにリヒテルはすばらしいピアニストですが、「音楽史上最も偉大な
ピアニスト」と書くこの感覚。はっきり言って大コケでした。
こんなところで庶民は信頼感なくすんだけどなー。