皆さんが日本共産党を批判するとき、幹部だけを批判しています。
それは誤りだと私は思います。
北朝鮮のように幹部が権力構造を持っている状態とちがって、日本における共産党
は、下部に支えられているだけで、幹部の権力は、党内にしか及びません。党員は、
いやだと思ったらいつでも離党することが出来ます。
現在のように日本共産党の勢力が低調になった原因は、幹部の指導のあやまり(官
僚主義)が最大の原因だと思いますが、その誤りをしっかり頭のなかに抱え込んでし
まっている一人一人の党員がいることが、現状では最大の問題だと思います。
私の所属する大衆団体の中では、いろいろな党員がいます。
組織の中で、自分にとって、いいとこどりだけを考えている党員が結構いるのです。
あんたは、コミュニストなのか、エゴイストなのかという問いを発して、彼等の反省
を求めたいと思っています。それには話し合いをしなければいけませんが、話し合い
を逃げたがる党員が多いのです。私の所属する複数の組織では、毎月会合を持って、
話し合いから逃げたがる党員を逃げないようにする仕組みを考えていますが、それも
なかなか困難でいつまで続けられるかなーという危惧はいだいています。