とんびさんとアンドレさんへ
お二人の意見には共感を覚えます。同時に、統一戦線と野合とは違うのです。
1.沖縄選挙区の革新共闘は支持します。
ここは昔から革新共闘の伝統があり、ローカル政党である、沖縄社会大衆党の存在
が大きいです。
2.広島選挙区の社民党推薦候補からの共闘を共産党が断った件、
これは正しかったと思います。国政選挙なのですから、護憲以外の 政策でも合意
が必要です。そうでなければ、当選したって国会活動 なんてできませんよ!
3、地方選挙での合意
これは国政選挙と違って、現実的対応が必要ですね。必ずしも革新といえない、長
野の田中知事を支持した共産党の対応は現実的だったと思います。保守王国新潟でも
同じような対応を期待します。
今回の選挙で、共産党と社民党の議席が激減してしまったから、いっそのこと「護
憲」でいっしょにやれ、なんていうのは暴論です。
両党はイデオロギーも違うし、護憲やイラクへの自衛隊派遣では一致するかもしれ
ないが、決定的に経済政策が違います。
消費税に対する考え方も違います。だから野合するのではなく、論戦しつつ、大事 な問題では統一戦線を!と主張しています。
4、国政選挙でも積極的な統一を!
共産党に魅力ある候補者がいないと書きましたが、人材不足なのでしょう。それな
ら、大衆運動で活躍している著名人と手を組むのも一つの選択肢です。衆議院東京選
挙区でも川田悦子候補への支持は、そういう点で共感を覚えたのですが、前回総選挙
では政策協定に至らず、川田氏も共産党候補も落選しました。
これは誰の責任でしょうか?党はひとごとのように言っていますが、統一戦線を作
れなかったのは、ひとえに前衛等を自負する共産 党の責任です。
私の主張
共産党は一党で国民の多数の支持を得られる状況じゃありません。
そんな事は昔から同じです。今こそ統一戦線の思想が必要です。
党は先頭に立って、革新無党派の統一戦線結成に努力してもらいたいと思います。
「全国革新懇」だけじゃまだまだ力不足ですよ!