まあ確かに憲法問題は重要なんですが、共産党で出てくるのはそればっかしで。
あちこちの論評などでは自民党が負けて公明党が伸びたから憲法問題もやりづらく
なるだとうと言われてますが、これも戦前のような楽観主義というのでしょうか?
それに民主党も小沢、横路、鳩山氏らが集まって改憲よりも解釈改憲でいこうとい
う意向らしい。それにアメリカでもかなりブッシュの旗色が悪くなってますよね。
ブルース・スプリングスティーンまで民主党支持を言ってコンサートをやるみたい
だし。
民主党も自民党も改憲では同じ、みたいなことを共産党は言ってますが、果たして
それで支持は得られるんでしょうか?
はたから見ると共産党の票が民主党にだいぶ流れたからとり戻すためにやってると
思われてもしかたないんじゃないかな?
環境とかに関心をもったりしてる人は結構多いけれど、そんな人は戦争なんていい
と思っているはずがない。そんな人たちの近くで共感を得るように言うことが一番大
事だと思うんですけれど。
それに大衆運動とか言っても、はっきり言って出て来るところもやり方も決まりきっ
てるんじゃないかな?
自分たちだけが真剣に憂いているんだ、と思ってるのは裏返すとナルシスティック
な悲劇に浸ってるともいえるんじゃないかな?
無党派層へと言ってるわりには届くようなことやってるのかなあ?
アメリカなんか「華氏911」の映画館の前で選挙人登録をやったり、一緒に観に
行ってパーティをやったり、ブッシュの近所で上映したりしてずいぶん話題になって
ますよね。
アメリカのほうがずいぶんいいと思うんですが。