北京で9月3日から始まる第3回アジア政党会議に、不破議長と緒方国際局長が参加するようだが、ぜひお願いしたい事がある。それは中国にお追従ばかり言っていないで言うべき事ははっきり表明してほしいという事である。それは現在中国共産党がやっている事は、マルキシズムとは何の関係もない弱肉強食の資本主義だと言う事である。それはこの資本主義そのものの日本より酷いものではないだろうか。日本は曲がりなりにもある程度オープンにしているけれども、中国の隠蔽体質から考えると貧富の差はかなり激しいものではないだろうか。やたらと{ケ小平ばかり持ち上げて、文革という負はあったにせよ毛沢東の理想だったものをどう考えているのか。貧富の差が酷くなるより、人民が平等に暮らす事がマルキシズムの精髄ではなかったのか。少なくとも毛沢東はそういう理想を持っていたと思う。 不破議長はその辺を中国共産党に直言してほしい。世界中、金持ちだけがスポットライトに照らし出されるようになるとしたら、世も末になると思うからである。