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誰がやるのか。 それが問題。

2004/08/27 ロム3

 世の中、ああでなければいけない。こうでなければいけない。と、意見をいう人は多いです。とりわけ共産党関係者に多いです。

 先日も或る組織で、「自分たちの娘や息子がフリーターや、パートで無権利状態で苦しんでいる。そのことを年金生活者の親も自分の問題として話し合って行かなければいけないのじゃないだろうか」と、発言したら、賛同を得ました。しかし、「今は労働組合も弱者を見放している」という発言もありました。そういう認識がそもそもおかしいと思います。

 労働組合は政府の仕事ではない。労働者自らが組織するものです。
 昔は、日本共産党員が先頭にたって組織してきました。ただ、引き回しがはげしくて一般労働者がついてこれないという弊害もなきにしもあらずでしたが、私などは、共産党のおかげで何とか一人前の所得を得ることが出来、現在の生活もなんとか営めているので大いに感謝しています。

 昔のような労働組合の経験は、今の時代には通用しないと思います。今は今のやりかたを工夫していかなければならないと思います。 誰かがやってくれるというのではなく、一人、一人がたちあがらないと無理だと思います。一人、一人の経験を話し合える場があれば一人 で悩んでいる人も救われるのではないでしょうか。

 労働問題に対する苦しみを訴える場がなくて、労働者や、失業者が 孤立しているのが現状ではないでしょうか。

 私の知っている人のなかで、解雇になった人が民主党の個人加盟の 労働組合に入って、復職は出来なかったけれども一応の解決を得た人がいます。そういう話を聞くと、今は共産党より民主党の方が頼りになるのかなと思ってしまいます。

 私のまわりでも、50代、60代で失業している人が多くてアパート代払えるのかしらと、他人ごとながら心配です。昔だったら、近づいて行って、ああしたら、こうしたらとか、日本共産党と一緒に頑張ろうといって、はげましたのに今はそんなこと言えません。

 もっと若い人のことについては、実態もよくわかりません。
 近づくすべをまず考えなければならない現状です。

 昔のような井戸端会議がなくなって、一番まちの情報が入ってくるのは、今は銭湯に行っている人からです。銭湯は結構良い情報の仕入れ場所のようです。わたしなどは銭湯にも面倒くさくてゆきたくない ので、まちの情報はあまり得られません。共産党関係者からは、現実ばなれの話しか、おしつけか、かくあらねばならないという話ばかりで、現状がこうだとか、こうすればよくなるという建設的話が聞けなくなりました。