てつやさんへ
あなたの魂から出た苦しみの声、25年前に同じ体験をした者として昔の自分を思い出しました。
荒野をさまよっていた私の魂を救ったのは、2年前になくなられた、歴史学者の家永三郎先生との対話でした。
その言葉を今もう一度、ここに書き出します。
「私はマルクス主義者では有りません。しかし私は民主主義者です
戦前は皇国主義を信じていました。今国家権力と教科書裁判で戦っているのは、民主主義者としてあたりまえのことをあたりまえにやっているだけです。」
戦いは一人でもできるし、又常に一人から始まります。
当たり前の事を当たり前にやるこれが一番難しい。
しかし理論学習(マルクス主義以外にも摂取するべき事はあります)及び実践活動(党活動以外にもやれる事は有りますを通じあなたの心の根っ子は太くなっていきます。
真に自立した個人が必要になる時代はもうそこまで来ています。
私もこの25年という心の根っ子を太くする時期の後、微力ながらマルクス主義者としてこの国をよくする為全力を尽くします。