阿Qさんのおっしゃる通り、マニュアルだけではだめですね。
ところが、日本共産党は、トップもマニュアルで動いているのでは
ないかと思います。要するに、固定的観念のマルクス・レーニン主義です。
マルクス・レーニンの文献に通じてないと、トップになれなかったという歴史があっ たと思います。マニュアルには、マニュアルを作った精神というものがあるはずです。 その精神の方が、マニュアルそのものより大切であると私は思います。
元もとのマルクス・レーニン主義の精神は、人類愛というか、科学的思考方法とい うか、突き詰めれば、弁証法的唯物論であると私は思います。しかし、今の共産党に は、弁証法の観点はなく、固定観念におちいっていると思います。早く言えば、宗教 政党です。
一般党員は、上部から与えられたマニュアルしか頭にないので、 マニュアルから外れた質問を受けると逃げてしまいます。
創価学会では、自分で答えられないと上の人に聞いてくれというだけまだましです。 (最近は、創価学会も矛盾がはげしく、対応が変わったかも知れませんが)
昔の共産党員は、頭のいい人の集まりだといわれましたけれど。 今の党員はお世辞にも頭がいいとはいえません。保守的な人が多く パソコンも出来ない人がほとんどだし、自分が馬鹿だということさえ 気づいてなくて、一般人より一段上の人間だと錯覚している人もいます。
でも、最近は少しづつ変化しては来ています。一般から学ぼうという人もなくはな いのだけれど、下部より、上部に比重を置く人が多いです。下部に思いやりを持つよ りも、上部の人に思いやりを持ってしまう人が多いので、誤った指導でも受け入れて しまうのだと思います。
こういう党員が絶対多数を占めている限り、上部は何をやっても安泰であると思い ます。
親子の関係においても、親が子供に教えるのではなく、親は子供から学ばねば現代 について行けないと思います。親が子供から学ぶ姿勢を持てば、若者を吸い寄せる力 になると思うのですが、親は親、子供は子供と突き放した考えが多く、若者のいない 組織になっています。
その考えの底には、自分の考えは正しいのだが、子供が理解をしてくれないという おごりがあると思います。「今の若い人はねー」と、若い者に責任のあるような会話 になってしまって、若い人の悩みを一緒に悩んで考えてみようという愛情がないと思 います。これでは、リストラや、無権利状態の労働者を助ける力も起きないと思いま す。
要するに今の日本共産党は裕福な人しか残れない組織になっているのではないかと 思います。