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読者、投稿者に望みます。

2004/08/09 伊予劣寛 50代 失業中

劣寛報1

 初めて通信します。
 このように現在の日本共産党について、様々な意見、疑問は私にもあり、拝聴させ ていただいています。次には具体的問題を書いてみようと思います。
 しかし、なにか近頃では個人的な『空中戦』が多いように見受けられ、私のような ものにはなかなか入りにくいと感じています。綱領議論もいいのです。しかし赤旗で 宣伝されているように「不破哲三の未来社会論」がもてはやされているなどと云う水 準には、書生じみていてついていけません。綱領は不破さんの「研究論文」ではない のですから。
 私たちリストラや企業破産に追い込まれているものには、10年先の百万円より、 今の千円のほうがよほど大事なのです。
 選挙総括でも確か「当面の僅かな変化を希望したものが、二大政党論の中で民主党 に行った」というのがありましたね。
 これ「国民」のある種の本音とは言えないでしょうか。
・・「現実的なものはすべて合理的で、合理的なものはすべて現実的である」・・。
 日本共産党の問題、今回の凋落の原因は、私には大衆運動といわれる分野を軽視、 あるいは運動家たちの意見や悩みに耳をかざず、一部の幹部のみで決めているのでは ないかという疑問、機関と現場との遊離、赤旗の拡大数でしか評価しない稚拙な「発 想・指導」特に重大なのは上級機関の官僚的で「指導」という名による事実上の統制 (組織原則のあり方)、運動(今回の選挙も)の方針、総括の現実性、説得力のなさ、 党内の民主制の欠如、ヒューマニズムの欠落などであると思っています。
 これについては次回、事実で検証したいと思っています。
 とにかく、このページで真剣に議論すべきことは、多少の意見の違いはあっても、 共産党の大きな基本問題は何なのか、そしてそれをどう変えるのかという、実践的課 題だと思います。
 私には「少数でもいいからピカッとひかる野党」とか「未来に展望があれば生きて いける」なんていうことはできません。
 今の今、たとえば地方党議員が「コツコツ」と身近な問題でがんばっている、その ことが(自動延長ではないが)地域住民を救っている現実をよく見て、(コツコツで ないのも居るが)もっと現実に足をつけた基本議論をすべきではないでしょうか。