冗談的から始めますが、まさか日本共産党は中国を応援したりしなかったでしょうね。マルキシズムは国境を否定し、世界の労働者の連帯を標榜していたはずです。なのに、あの中国人民の狂暴ともいえる態度はおよそ共産主義とは無縁の行動です。何十年か前の日本軍の行動をカードにして、それとは無縁のサッカー選手やサポーターに蛮行(敢えてこう言います)を働く中国民衆の醜悪なナショナリズムを、日本共産党はなぜ黙認しているのでしょうか。もっとも、今の中国は共産党が支配しているだけで、やっている事は日本以上のえげつない資本主義で、それを認めている日本共産党は、もはやマルキシズムを捨てているように思えます。