あなたさまの9月18日掲載の投稿を拝読しました。
とくに共産党の新たな方向性をうちだしたご提案には、建設的な創意を感じました。
長壁さんとは、銀河さんの掲示板でしばらく論議しましたので、論法の特質は承知しております。
ただ私の長壁さんへの対応は、長壁さんへの平和への熱情を是としつつ、具体的論理性や論証の展開の必然性をいくら勧めても、あまり効果は少ないと思っております。
善意あふれる彼女が、ご自分で体得するまでは、長壁さんの平和への人一倍熱い善意を肯定しつつ、どのように叙述することが、彼女自身の願いをも多くのひとに説得的に展開できるかを悟っていただくことが一番大切だと思っています。
ここに最初に投稿していたころと、あきらかに変わってきましたね。それでも、平和を願う庶民同士、論理展開の乏しさだけで、言論を批判するだけでは、平和は大きく広がらないでしょう。
弁論術、修辞術の問題ではなく、ごく普通の私たち庶民が、平和を築こうという願いを大事にし、それを少しでも説得的なものにする手立てを知るものが補強してあげればよいのです。
世界中に広がった原水爆禁止運動は、東京杉並の主婦の署名運動から燎原の火のように全世界に広がっていきました。
長壁さんを不必要に弁護するつもりはありませんが、平和のための理路ではなく、平和のための運動の糧となるものを求めているかたに提示するのは、不破さん的理論の緻密さではなく、1歩平和の運動を励ます勇気と智慧のわかりやすい提示でしょう。
私はそのことを尊敬する古在由重さん・吉野源三郎さんの友情から学んで以来、なにが最も人間であることにとって大事か、という視点から対応してきました。
もしかしたら、それは間違いかも知れませんね。どうぞ、またご批判をご教示ください。