最近このサイトでも、不破批判が多くなって喜ばしいかぎりです。
不破さんの人間性はいじっぱりです。
そのことを感じたのは、天安門事件のあったころです。宮本さんの論文に批判の投書をしたら、つぎから彼の論文に反省の色がうかがえました。
不破氏の論文に批判すると、火に油をそそぐようになお主張が激しくなるのを感じました。なんだこの男は子供だなと思いました。
しかし、そういう反応を感じることによって、市井の一おばさんの投書を党中央が読んでくれてるのだという誠実さを感じました。
いくら党内民主主義がないとはいっても、他党では考えられないことだと思っていままで共産党についてきました。
不破さんは、建物でいえば腐った屋台骨だと思います。
彼の40年にわたる指導のあやまりが現状の党の弱体化をひきおこしたのだと思います。その間、しなくても良い苦労をした党員、人生をねじ曲げられた党員もいっぱい見知っています。私もその一人ですが、それも自分の人生の一部、他に責任を転嫁することは出来ないと
思っています。
不破氏が腐った屋台骨であることが解っていても、その屋台骨を とりはずせば、家がつぶれかねません。ほっておいても、いつかつぶれるでしょうが、とりはずしてあたらしい屋台骨にかえるのは、かなり困難な工事だと思います。ひょっとしたら、新築した方がはやい ということもあるかも。
彼自身の売文所得、取り巻きの売文屋も屋台骨をとりはずす障害に なっているだろうと想像できます。が、末端の一人一人の党員のなかにかくれた不破ファンがいる。
彼の演説会には、動員されたとはいえ、かなりの聴衆もあつまるようです。40年も君臨していた人は、天皇も同然です。金王朝を終わらせるに近い苦労があると思います。彼は時代とは逆方向に党員を指導してきたのだから、いっせいに回れ右と号令をかけても、正しい方向のわからない党員がいっぱいでてくる。もちろん指導部のなかにも いるでしょう。不破氏の終わりは官僚主義の終わりでもあるので、その後の財政は上には向かわないでしょう。財政問題は深刻だと思います。私が委員長だったら、胃が痛くなります。病の中に引きこもって 時のくるのをじっと待つでしょう。
私の描く、志位像は間違っているかもしれません。分析するだけの 情報がありませんから。でも、今のところは上記のように分析しています。
不破氏の書記局長時代は、社会主義の全盛期、レーニン主義につっぱしるのも仕方なかったかなと思います。
宮本氏も「日本革命の展望」などを書いて誤ったレーニン主義への道を開いていました。二人とも時代の落とし子かもしれません。
つぎの時代を切り開くのは誰か。この(さざ波)が一番有望ではないかと思います。
腐った屋台骨をとりかえるのか、それとも新築するのか、地方議員の健全性を考えると、改築の方が安全有利のように思います。
9月16日組織論の(人文学徒)さんの投稿の中の民主集中性への批判を読んで感じたのですが、民主集中性が悪いのではなく、内部の問題を外部に出してはいけないという規約の方が悪いと思います。
NHK大河ドラマの新撰組の法度のようで時代遅れだなと思います。
秘密な問題以外はどんどん外部に出した方がいいと思います。
情報公開は時代の要請ではないでしょうか?
新撰組や、金王朝から早く脱却したいものだと思います。
綱領とともに規約の再改訂が是非とも必要だと思います。