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ロム3さまへ

2004/09/24 労組役員C 30代

 励ましのメッセージ有難うございます。
 現在の労働現場は悲惨であります。
 何もありません。
 労働者は会社の搾取や上司の嫌がらせには何とか耐えるものです。(耐えないほう がいいですが)
 一番つらいのは現場の労働者同士が全く団結せず、本気で足の引っ張り合いをする ことです。
 そして事実足の引っ張り合いを日常的にしているのです。(させられている)
これはパートタイマーの増大と終身雇用制度崩壊によるひとつの人事管理となってい ます。
 終身雇用制度崩壊は技術継承を困難にしています。経験者は若者に技術を教えてし まえば首を切られますから、技術継承をしません。ですから若者はミスをします。こ ういった失敗はせせら笑う対象となっています。
 若者はこんな職場では真剣に働きません。今の若者をとやかくいうことを耳にしま す。「将来を考えていない。なにも考えていない」等と今の世の中でどうのように将 来を考えろというのか・・・
 日々まじめに働いている人達も多くいますが・・・
 全労働者のうち0.7%くらいは共産党員だと思われます(もっと少ないか)
 共産党員は職場でたたかう労働組合を作る任務があります。労働者を2人くらいオ ルグし労働組合を立ち上げなければ共産党員である意味を半分以上失っています。
現在の職場は酷すぎますから幾らでも訴える事由はあります。使用者側は階級的警戒 心を殆ど持っていません。
 今の労働運動は「賃金アップ」を要求する前に山ほどやることがあります。それは 順法闘争です。順法闘争は万人を納得させます。労働組合が順法闘争をすれば恐らく 労働組合の信頼は高まるでしょう。
 とにかく労働者の持っている要求は「まともな労働時間」「まともな職場」です。 「まともな賃金」は力が付いてからで充分でしょう。