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その諦観が問題の全てなのです、フーリエのfanさま

2004/09/25 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 フーリエのfanさま、ご意見ありがとうございます。
 しかし「九条の会」について何か根本的な勘違いをされているようですので、確認をしておきたいと思います。
 正直、私はあなたのような柔な考えが、小泉純一郎をのうのうと、のさばらせているのだと思っています。
 一つ、「九条の会」はまだ始まったばかり、何をするか模索中です、今全国でやっているのは「発足記念講演会」です、これから何が出るのか、出ないのか全く判りません、大阪の講演会でも講師の誰もそれを知っていませんでした。
 二つ、「赤旗」をお読みなのでそう感じられたのかも知れませんが、九条の会は共産党のひも付きでも、その傘下の団体でもありません。
 だから所謂、無党派の人も、社民党の人も民主党支持の人も、参加されています。
 みなさん何処かの「鶴の一声」で参加されたのではありません。
 三つ、これまでも同じような団体がつくられ殆ど失敗してきたとのことですが、正直私はこれら運動体が余りにも少なすぎると思っています。
 十人十色と申します、極端かもしれませんが、私たちはこの国に一億人以上いる訳です、みんな各々違った人生を生き、違った考え方をしています、一億の団体や運動体があってもおかしくないのです。
 また個人個人は違っていても共通することや共通の考え方はあると思います、九条を守りたい人はそのために「九条の会」に参加すればいいのです。
 こんなものダメだという押し付けは良くありません。
 四つ、「九条の会」はみんなそれぞれに違った考えの人たちで構成されています。出会いの場でもあるのです、なんでもあり、何でもやれる共通の場が出来たのです、広がりが出来たのです。
 私は大阪の講演会の報告で「老老男女」が集まったと言いましたが、会場に入れず公園や木陰にいたり、遅れてきた人の中には若者達も相当にいたのです。「老人」たち(この中に私も入ると思いますがー)の「自己満足の会」などではありません。
 私はなんでも、どんな運動でも、闘いの主体は若者だと思っています、明日を担うのはもう「老人」ではなく若者だからです。遠慮など必要ありません、どしどし自分の意見を言い、行動すればいいのです。
 行動力のある若者に「老人」たちはヨタヨタとついて行きます、主導権をあなたたち若者が取ればいいのです。
 それこそ「老若男女」共に頑張って行きましょう、若者達がグイグイ引っ張って行って下さい。