毎日掲示板を見ているつもりなんですが、本田さんのレスを見落としておりま
した。大変失礼しました。
若干気になる箇所がなくもないのですが、すべて見解が一致しなければならないとい
うものでもないと思いますので、これ以上反論はありません。感想を2,3。
私は、外交のテクニックについては余り興味がありません。いくら私たちが正論を 主張しても、交渉するのは小泉と金正日ですから、裏でどんな取引をしているか分か らないからです。だからといって、どうぞお好きなように交渉してくださいといって 傍観しているわけには行きませんから、無駄と思いつつも、愚直に正論を吐き続ける のです。
外交技術より大事なのは、日本人、とりわけ革新、あるいは民主勢力を自負する我々 の姿勢だと思います。金政権が倒れようと倒れまいと、我々は朝鮮人民との友好親善 を願い、強めていく。在日の方々との、南北を問わぬ交流を広める。植民地支配や過 去の蛮行を時効にしない、拉致や密輸を許さないという、両民族の共通の認識を醸成 する必要があるのです。
最近注目した3つの出来事があります。
1つは、拉致されたのではないかと思われていたうちの1人が、実は日本人に殺され
ていたという事実です。だからと言って、他の方の拉致の疑いがなくなったというつ
もりは全くないのですが、何もかにも、みんな北朝鮮のせいではないかと言う風潮が、
いかに恐ろしいかという例証にはなると思います。
2つ目は、中国でのサッカー試合での反日騒動。法的にもマナーとしても、騒いだほ
うが悪いに決まってはいますが、日本人は、重慶に無差別爆撃したことなど全く忘れ
ている、彼らは決して忘れない、この違いです。
3つ目は、韓国の与党の党首でしたか、父親が植民地時代に日本軍の憲兵だったとい
うことが発覚し辞任したということ。現役の首相が、戦犯を祀る靖国神社を参拝して
恥じない日本との違いでした。
他のスレを読んでの受け売りですが、金正日・労働党政権が倒れたからといって、 あとに民主的な政権ができるとは限らない、仮に民主的な政権ができても、それが親 日的な政権になるとは限らないということです。
拉致被害者や家族の言動について、支持はしませんが、かといって非難するつもり
もありません。心情としては理解できるからです。
しかし、被害者と家族合わせて何人になるか分かりませんが、誰一人として、過去
の清算と関係回復・改善を主張した者がいなかったというのは異常です。密封された
としか思えないのです。だから、家族の発言・主張といっても、マスコミを通して聞
くものだけで判断してはならないと思います。