尾張はじめさま、私にはあなたが何かとんでもない思い違いをされているよう
に思えてなりません。
グローバル化とは、資本とりわけ史上最強(武装国家」の帝国として、かつ史上最
弱(膨大な双子の赤字をかかえる)の帝国主義として出現して、アフガンでイラクで
暴虐の限りを尽くし、同盟国を威嚇し、敵対的な国には軍事的圧力をかけているアメ
リカと言う超大国、そしてそれに同調しておこぼれに預かっている日本など帝国主義
国諸国と、その軍事力に依拠し、今や国の枠を超えた「多国籍資本」として我が物顔
にふんぞり返り、労働者を切り捨てて生き延びている、大資本との複合的な世界支配、
世界戦略のなせる業だと思っています。
尾張さんはどうも、この資本の横暴によって、首を切られ、バッサリ切り捨てられ
路頭に迷う人たちを「フアッシズムの温床」だと非難されている。
なにかおかしいと思われませんか? あなたはいったい労働者の味方なのですか、
それとも反対に資本家や超大国の下司として労働者を切り捨て、命を奪い、戦争へ参
加することを勧めるお人なのですか。
あなたにかかると近鉄とオリックス合併によって、切り捨てられるプロ野球の救い
手がない選手達は、そのままフアッシズムの尖兵になってしまいそうです。
そうではないでしょう! こんな横暴で労働者の命などこれっぽちも考えていない
資本家や、これに追従して何も感じない労働組合に堂々団結の力で対決し闘って行く
のが、私たちの立場ではないでしょうか?
今日プロ野球の交渉は決裂し、明日から選手会はストライキ突入だそうです、米大
リーグでの選手の待遇だけを焦点としたストライキと違い、初めての経験です、様々
な影響は出るでしょうが注目したいものです。
とりわけ選手会から全面的支持を受けている、古田敦也の今後を見守りたいと思い
ます。
何か広がりがあれば、グローバル化ではありません、お間違えのない様に。