福岡の香田さんがイラク武装勢力に拘束され、自衛隊の48時間以内の撤退が釈放の条件となった時、やっと台風被災より1週間以上経ってから兵庫県の豊岡市を訪れた小泉純一郎は、冷たく「自衛隊は撤退しない、テロには屈しない」と言い切った。
その結果、香田さんのたった一つの、かけがえのない命は今、重大な危険に曝されている。
小泉は公僕として、何があっても守るべき国民の命を投げ捨てたのだ、家族の痛切な願いを踏みにじり無視したのだ、私はこの冷酷な言葉を決して忘れない。
イラクへの自衛隊派兵からまだ一年も経たないのに日本人5人の命が失われ、危険に曝されている、そして私たちから搾り取られた税金は、アメリカの軍需産業の懐と、アラブの乾ききった大地の中に湯水のように吸い込まれている。
小泉が派兵理由として考えただろう、参戦の見返りとしての、おこぼれとしての原油は、安定供給どころか記録的なガソリン灯油の価格高騰として逆に私たちの否、全世界の人々の生活を直撃している。
既に度重なる台風と地震によって住むところを失った被災者へ、暖房用灯油価格の高騰として襲い掛かっている。
私が今日、自衛隊の即時撤退のビラを配っていた時、ある子供づれが「自衛隊は撤退する必要ない」と吐き捨てた、拘束が判明の当日、民主党の岡田代表もテレビカメラに向って「既に行っている自衛隊を撤退させる必要はない」と発言した。
自衛隊の派兵によって何にもいい事など一つもないのに、みんな騙し騙されれ、何も考えようとせず、それを受け入れている、ブッシュや小泉のプロハガンダに騙され動員されている。
命を粗末にするのも、税金を無駄使いするのも、そして既に10数万人にも及ぶイラクの人々殺害の共犯者に、加害者になるのも拒否しょう。
赤坂の秋の園遊会で、天皇でさえ、東京都知事・石原の「日の丸・君が代」強制と大量処分の暴走をたしなめた。
今、この小泉の暴走を食い止めるのは私たちの行動しかない、街頭へ、国会前へ、あらゆる集会に駆けつけ声を上げていこう。
5人の犠牲を生かすのか、生かさないのかも、全て私たちの行動に全てかかっている、声を上げよう、走り回り訴えかけて行こう。
今、この状況を放置し許し、認めたら、私たちの未来は暗黒だ。