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共産党元京都府委員長が志賀町産廃説明会で憤激死

2004/10/16 ヒゲ-戸田 40代 市議会議員

 ご無沙汰してました。大阪府門真(かどま)市議の戸田ひさよしです。
 私の盟友、滋賀県志賀町議の砂川クンより衝撃的ニュースがありました。
 それは、去る9/25志賀町の大物(ダイモツ)地区で開催された滋賀県の広域ごみ施 設計画説明会において、自治会(この地域では「区」)に入会していない者に対して は説明会日時の案内をしない、との区長(この人物は水道課施設係長でもある!)公 然たる住民差別発言と、それを容認している町や県の姿勢に抗議したご老人が、あま りに酷い話に憤激したためでしょう、やり取りの中で心臓発作で倒れ、搬送された大 津市の病院で死亡したという事件です。
 死因は「急性心筋梗塞」と発表されました。臓疾患の既往歴があったとのことです が、状況から見て区長や行政に憤死(憤激死)させられたと見てよいと思います。
 亡くなったのは田中弘(ひろし)さん(77才)で、1982年から88年まで日本共産党 京都府委員長を務めた方でした。
 地域に産廃焼却場ができようかどうかという全住民に影響を及ぼす問題での説明会 であるにも拘わらず、志賀町水道課施設係の係長でもある当該地域の「大物(だいも つ)区」の区長は、説明会場で「区費を払った者しか知らせていない。それは私の独 断である。」などとヌケヌケと「区員」以外の住民への差別を居直って紛糾をもたら し、田中さんを憤死させる結果をもたらしました。
 志賀町では、自治会に相当する区において入会するのに、「二年間自治会館の掃除、 その後全員の同意あってがやっと入会」という地区もあり、また、自治会や区という 「任意団体」に加入していない住民には広報すら配布せずに放置してきました。
 「非民主的」を絵に描いたような行政ですが、長年そこで革新の看板を掲げてきた 共産党は何をしてきたか、ということもまた問われなければなりません。
 ちなみに住民であり田中元京都府委員長であった田中さんの死について、志賀町の 共産党は抗議声明などは出していないようです。
 詳しくは砂川クンHP
http://www.asahi-net.or.jp/~ph6j-sngw/what_new.html
戸田のHPhttp://www.hige-toda.com/ 中の
「ちょいマジ 掲示板」
の書き込みをご覧下さい。
 国政問題や一般論だけでなく、自分の地域における民主主義の実現に奮闘すること は、とても大事なことです。すぐには気づかない場合があったとしても、気づいたら 民主主義の阻害要因とは闘わなければいけません。
 門真市で「広報の全世帯完全配布体制」を作らせた戸田の闘いについては、戸田H Pの特集記事:「広報配布と自治会問題大特集」
http://www.hige-toda.com/_mado10/kouhou/index_kouhou.htm をご覧下さい。
 田中元委員長のご冥福をお祈りします。合掌。