先に雑感として第一信を報告し、討論参加を表明しましたが、若干の反響があったことに感謝します。
さて、先に示した第一信(5)に述べたように、綱領と規約についての見解を編集部諸氏に再度お尋ねしたい。承認するのか否認するのか、ないしは、現状では承認しているが、問題点があり目下研究中であるとか、様々な回答があると思われるが、まずは編集部諸氏の態度表明を要求したい。他所の討論欄では見逃す恐れがあるので、だきれば本欄でお願いをしたい。とくに「悪法論」(民主集中制についての問題)については、その態度も、再度はっきりと表明していただきたい。
一部で「代案論」が提起されているが、別に代案を私は要求していない。将来的にはまず問題とはなるが、まずは、どういう態度で臨むかの意思確認が先決である。
次に本欄ですでに議論になっているようであるが、あらためて「悪法論」について述べたい。議論となっているのは、民主集中制は党内問題であるから外部の者があれこれと口を出す問題ではない。という主張をされる方がいるが、根本的に間違っている。この事は、単なる「党内問題」という言葉で処理できる性質をはるかに超越した位相の問題だ。よろしい、では「党内問題」と言い切る人士にお伺いしたいが、ではその「党」は一体どのような「階級」によって担われている「党」なのであろうか。まさか大手小売業の会長の御曹司が党代表を務める党と同じ「国民」であるなどとは、申されまいな。答えはどのような「階級」かである。その点をよく考えて頂きたい。
<編集部より>改定された綱領と規約についての編集部の見解は すでにこれまでの『さざ波通信』で詳細に展開されていますので それを参考にしてください。単純に一言で「承認」か「否認」かという 言葉で答えられない複雑な問題であり、もう一度詳細に論じる ことはできかねますので、過去の論文を参考にしていただければ 幸いです。