投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

企業経営者と資本家

2004/10/22 マルコポーロ 50代 小企業経営

 ずーと、サラリーマンをやってきて、1年少し前から小さな生産会社の経営を やることになった。田舎の親父なんか、零細農業なので、「お前も経営者か、たいし たもんだな」と言っているが、給料も上がらずなかなか大変である。このサイトを時々 見ていると、資本家と労働者なんて言葉が出てくるが、当然資本家でなく労働者その ものである。日本は間接金融であり、欧米は直接金融なので資本家と呼ばれる層は違 うのではと思う。

 アメリカの平均貯蓄率は約1%、家の負債は平均で年収の約85%であり、資本を提供 できるのは上位1%の富裕層に限られている。日本は所得が欧米に比べ平準化されてい ることもあるが多くの人たちが収入の多くを貯蓄に回し、銀行、郵便預金に預けてい た。それらを企業に貸し付けた。間接金融の国である。つまり日本国民は誰もが資本 家であるとも言える。よって国としては貯蓄が目減りしないようインフレ分程度の利 息を提供し、貯蓄が消滅しないことを保証する必要があった。

 企業にとって一番大切なのは、一人一人が如何に気持ちよく生き生きと働ける会社 にするか? 如何に多くの人を雇用できるか? それが今後の会社経営のあるべき姿 であると思う。そのためには、如何にお客さまに評価いただけるものを提供できるか? 一生懸命考え、手を打ち。サラリーマン経営者としてがんばりたい。