寄らば大樹の陰さん、いつもまっとうなことを、しかも、必要なことを漏らさず主張し続け、行動されていらっしゃることに、日頃より敬服しています。
私は言葉も表現力も足りず、そのせいでいつもトラブルメーカーになるようです。私が書いたことは、むぎむぎさんの中に誤解があるように思えたので、件のデモと共産党とは何の関係もないという私の判断とその根拠をお伝えしようとしただけのことです。その根拠として書いたことの全てを、私自身が肯定的に捉えているわけではありません。
それと、寄らば大樹の陰さんが共産党支持者(普通の意味での)でないことは、ここの常連さんなら誰でも了解のことと思いますが、もしやむぎむぎさんに誤解があるのではないかと思ったので書きました。余計なことでした。
もともと、寄らば大樹の陰さんへ向けられた投稿に、私が横やりを入れる形になったので、「本論」について私見を述べることは控えさせていただきました。私が寄らば大樹の陰さんに期待した「本論」は、むぎむぎさんの主張の本筋に沿って、デモの態様を規制することと、憲法に認められた表現の自由(の持つ意味)との関係を正面から議論することでした。屋外での拡声器などの使用を規制する自治体条例については、共産党も、政治活動などの場における表現の自由を侵さないように配慮した内容にすべきと声明を出したと記憶しています。今回、その本論の一部を私に向けて書かれましたが、むぎむぎさんへ向けて書かれる場合は、当然、違った表現になると思います。
いろいろと誤解を招き、寄らば大樹の陰さんにはご迷惑をおかけしました。お詫び致します。ついでに質問形でお書きになっている部分についてごく簡単にお答えしておきます。
> しかし思うのですが、日本共産党は本当に体制内政党になっていいのか、今の資本主義世界体制をこのまま続け、それを守り、擁護していっていいのでしょうか?
No! です。
>精々資本主義の体制的ほころびを、御用聞きよろしくその都度補強し、人々にその真の姿を知らせないように隠し通す政党で我慢するという事なのでしょうか?
誰へ向けられた質問かわかりませんが、そういう政党であってはならないと思います。
> もしそうでしたら、共産党知識層を代表される山本さんが言われたとおり、「日本共産党」と言う党名などさっさと投げ捨てたほうがいいでしょう「共産党」と言う党名にこだわる必要などどこにもない。
もしそうだったら、たしかにそうです。私も同趣旨のことを「綱領改定討論欄」に書いたことがあります。ただ、愚等虫さんがいつか書かれたように、Communismの日本語訳が「共産主義」で良いかどうかは別に考えねばならないと思います。共産党は「共に生み出す党」と宣伝していますが、そういう言い逃れをさせないためにも。
> やっぱり「サウンド・デモ」はダメですか? 絶対許せませんか? さつきさんらしくないと思いますがー。
極論を言えば暴走族の示威行為も一種のサウンドデモですから、やはり内容によりけりだと思います。件のサウンドデモがどうであったか、私は情報を十分に持ち合わせていません。この問題は現実を変革することの本質的な困難さを表していると思いますので、また時間があるときにできるだけまじめにお返事をさしあげたいと思います。