さつき様 レスありがとうございます。
同じ反核運動に興味があっても、広島と他府県では、違うものなんですねえと、思いました。
>私としては、「原水協」を追放された人達を中心に
>新しい運動をおこせなかったのだろうか
「起こしているらしい」です。詳しくは、検索エンジンにて。
>被爆者の要求とは何でしょう。「原爆医療法」や「被爆者援護法」
>(村山内閣の時に成立)だけだったのでしょうか。やはり、究極の「要求」は、
>この世界から核兵器を無くすことではなかったのでしょうか。中国新聞の記事は、
>(被爆者援護法が成立して?)核兵器を無くすことに無関心になってしまった
>広島市民へ疑問をつきつけているようにも読めます。
被爆者援護法を評価しているのは、共産党系の原水協だけです。
(原水協は被爆者援護法を基に裁判闘争してますからね)
社会党系の原水禁でさえ、被爆者援護法について、猛烈に批判しています。
http://www.gensuikin.org/data/engoho.html
原爆被爆者援護法を一番下に、「新援護法に関する原水禁の見解」というのがあります。
そこに、
>しかしながら、原爆被爆者の念願であった国家補償の文言の明記、
>および被爆者の遺族に対する弔慰が含まれていない点で、
>強い不満を表明せざるを得ない。国の戦争責任を明白に反省し、
>遺族に償いをすることこそが政府に求められていたものである。
この場合の政府の責任者は、村山富市内閣総理大臣、社会党委員長!
お膝元の、原水禁でさえ批判しているのに、一般被爆者、その家族、反核運動に関心のある人が、批判しないわけがありません。
被爆者援護法改正の運動をしないトコに、原水禁や共産党系の構造的な問題「当時者の要求を汲み取り、運動方針を変更する能力」がない。って事がわかり、まあ、共産党らしいってトコではありますが。
被爆者の要求については、日本被団協のHPに
>かくて私たちは自らを救うとともに、
>私たちの体験をとおして人類の危機を救おうという決意を誓い合ったのであります
http://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/kessei.html
という、言葉があるように、被爆者自身を救う事も重要です。原爆小頭症の方、
被爆2世、3世へのややこしい問題。この瞬間に核兵器が消えても、課題は続きます。
10年ほど前、原水禁、原水協の本部がある東京で、
「広島では原爆や放射能の問題が残っているの?」と真顔で尋ねられ、当惑しました。
中国新聞の記事は、また、私の論調も、
原水禁も原水協も、自らの内輪もめ、主導権争いが最重要課題。
当時者同士の問題にこだわり、市民を市民の立場で取り込む事に興味がなかった
ツケが、広島市民の無関心にきている。という論旨です。
(普通の市民を原水禁、原水協、共産、社民にしたがるんで困ったもんです)
秋葉市長ですが…(苦笑)やっぱ、市外の人にはよく見えるんですね。ため息。
あの平和宣言。草稿を発表したら、平和運動に熱心なさる団体から怒られまして。市長、それを突っぱね、結局、修正したという謂れがあります。
(あの経緯に、秋葉氏の現在の、市政の混乱を彷彿させるものがありました。)