むぎむぎ様が分かりやすく論点を整理してコメントを返してくださいましたので、順番を書かせていただきます。
>さて、草の根のひとり様自身が「中にはスピーカーのような人もいますが、そうではない人もいます。一般的にはマスコミ報道の影響が大きく、むぎむぎ様のようなイメージに基づいて話をする方が多いのですが」つまり、「方が多い」と、事実上、私の「報告」を認められているわけです。
私は文字通り「中にはスピーカーのような人もいますが、そうではない人もいます。」と書いているわけで、「スピーカーのような人が多い」とはコメントしていません。
また「一般的にはマスコミ報道の影響が大きく、むぎむぎ様のようなイメージに基づいて話をする方が多い」は、原水協の「援護に関する法律」への評価の話ではなく、マスコミ報道は「原水禁運動の分裂」=「社共」あるいは「禁・協」の対立というステレオタイプの記事が目立つということを指しています。この部分については私の書き方に問題があり誤解を招いたようです。
例えば、世界大会は分裂していても、平和行進では、県によっては原水禁・原水協・市民(生協などの市民平和行進のこと)が「統一」行進をしていたり、原水協と市民が一緒に行進したり、統一行動へむけての努力をしている人たちがいます。こういう動きを「統一への模索」のような特集記事にしてくれるといいのですが、なかなかそういう動きは報じられることが少ないように思います。
したがって
>新聞やマスコミ報道のイメージが強く、一般の人が信じ、原水協の中の人の人も、そういうイメージで話をする方が多い状態で、「公式見解と違う」「実態は違う」と言われても、「むぎむぎの論理展開方法」に問題があるだけで、結局、結論として、公式見解とは別に、実質は「被爆者援護法を評価している」って事じゃないですか。
は、私のコメントを読んでの誤解に基づいたものですので(誤解を招く書き方をしたことをお詫びいたします)、結論も違ったものになるでしょう。
次に「その『原水協の関係者』が原水協の『援護に関する法律』への評価を知らなかった』への以下のコメントですが、
>匿名掲示板なので、どういう状況で、聞いたかは詳細にはお答えできませんが、まずは、草の根のひとり様が、原水協の関係者に身分を隠して、尋ねてみる事を強くお勧めします。その方が、援護に関する法律を知らないとすると、「お笑い」になります。
私自身が原水協の関係者ですので、私自身に関して言えば問い合わせるまでもないことです。ただむぎむぎ様のソースが「匿名掲示板」だとすると、情報源とするには信頼性を欠き、不適切ではないか思えます。私がその匿名掲示板を見ていて、その「原水協関係者」が見ていなければ、むぎむぎ様には正反対の話が伝わったわけですから。
考えようによっては私とその「原水協関係者」が同じ掲示板に居たら原水協同士で壮絶な論戦が繰り広げられたかもしれませんね。そうなれば原水協について全く別のイメージをむぎむぎ様が持ったかもしれません。
>原水協がむぎむぎ様の言うような“共産党直営大衆団体”これは、私が言っているのではありません。1980年代中期、原水協内の大騒動が起きた際。日本共産党が原水協を指して、そう言ったそうです。(誰がどういう状態で言ったかというのは、これも、匿名掲示板なので自粛しておきますね)
匿名掲示板では情報の精度に限界があります。核兵器廃絶や被爆者をテーマにしたメーリングリストへ参加してみてはいかがでしょうか?
最後に再度の質問になりますが以下の指摘に対するコメントをお聞かせください。
・原水協が「援護に関する法律」を(肯定的に)評価しているというのは事実誤認。
・原水協が「援護に関する法律」に基づいて裁判をしているとは、どの裁判のことか?
・原水協が「援護に関する法律」を(肯定的に)評価しているから「援護に関する法律」に基づいて裁判闘争をしているというのは事実の誤認。法廷闘争をやる場合は、どうしても現行法の枠内で闘うことになる。