私もMr.Koh さんと同じく、青年支部の支部長をしています。機関紙拡大・党員拡大のために、議員、党員の子弟、後援会支持者に働きかけに行っても、本人と話せるどころか、会えることさえできません。
党員の息子さんや娘さんにとって、親の活動に追われて家庭を満足に省みない姿をみて、入党に二の足を踏む気持ちは強いのでしょうね。 党員の親は、子供の気持ちを理解しようという努力よりも、親の生き方を押しつけたい気持ちが強いと思います。
大抵の党員は、経済的に安定しているので、子供にも自分と同じように生きて経済的にも安定してほしいと願っているのですが、今は、戦後の経済成長期と違って厳しい時代であることをよく理解していない親が多いと思います。子供の真の気持ちを聞こうともせず、うちの子は駄目だときめつけたり、自分と同じ様な苦労をさせたくないと思っている親が多いのではないでしょうか。
子供の問題ではなく。親の問題だと思います。
学生時代にマル経を学びましたので、党に興味をもったのはやや観念的な動機によるものです。ここまで書くと、いかにも書生あがりが言う言い分と思われるかもしれませんが。
党活動を通じて、机上で学んだことを実践の場で証明したい。政治的・思想的確信を、党活動を通じて培いたいという思いがあります。
机上で学んだことが災いしているとは考えませんか?
でも、そんな私的価値観を、支部会議、党員拡大で支部員、対象者に押し付けるわけにはいかないんですよね。どうして支部会にこれないのか。どうして自主的に学習、活動しようとしないのか。
党が無駄な学習を押しつけることが、一番拡大を阻害しているのですよね。
そんなもどかしさを、支部員を見てて感じます。
支部員が未結集なのも、党活動が満足にできないのも、支部長たる自分の責任だと痛感しているのですが。
支部員は自分の要求が通らなくて楽しくないから集まらないだけです。上からのものをすべて排除して、下の言い分を聞いたら集まってくれるかもしれませんよ。
私は、大衆組織の中で、何十年か苦労していましたが、最近上からの物を全部排除して、班員が望むことだけやっています。
一人、一人、無理のない任務を決めて、班会は、全員に必ず発言してもらっています。みんな聞いてもらいたいことがいっぱいあって、班会をとても楽しみにして集まってくれます。
お菓子や、果物も仲間に食べさせたい思いで持ち寄って、とても楽しい班会です。
班員全員ドングリの背くらべで特に優れた人もいないところがいいと思います。
組織と言う物は、縦横の連携がしっかりしていないといけないと思います。それに誰がやってもうまく行くという組織形態がつくれれば
最高だと思います。
上の指示をはねつけてしまう班ですが、不思議と上部の区段階の支部とはうまく行っています。財政係、機関誌がかり、産直係と各担当者が支部と直接連絡を密にしていますので、班長が一番楽な役割です。こういう風にうまく行くようになるまでに何十年も苦労しました。
何ら対策を見出せない自分自身に嫌悪感を覚えます。
上部の姿勢が変わってくれれば、そのうちうまくゆくようになりますよ。あなたが悪いのではないのですから。自分自身に嫌悪感をもたないようにして下さい。自分の味方は自分しかいないのですから。あまり自分自身をいじめても良い成果はえられないと思います。