投稿する トップページ ヘルプ私は、みなんさんがネチケットなるものを真面目に守ろうとしておられることに疑問を感じます。それは、人に言いがかりをつけることを趣味（もしかしたら仕事？）にしているような人物の愚劣なおしゃべりに、みなさんの貴重な時間が無駄に費やされるのを、見ていられないからです。
私は、インターネットでの議論を、実世界での対面コミュニケーションの補助としか思っていません。従って、ネット上であれ実世界であれ、より高いものを求める話し合いでなく、人を貶めることを目的に、インチキセールスマンのように果てしなくぺらぺらとしゃべりまくる人間には、「お前は人間の恥じだ」と切り捨てて、以後相手にしない、というのが最上の対応だと思っています。
私達は、どれ一つとっても解決困難な深刻な問題を、山ほど抱えています。それらの解決に向けて、１ミリでも前進する。それが我々の目的のはずです。人の揚げ足取りをする、下劣なおかっ引根性を相手にしているヒマは無いと思うのです。
私は、実世界での礼儀こそ唯一のエチケットだと考えて、ネチケットなるものを尊重しません。しつこく私の前に立ちはだかってケチをつけて妨害するものがあれば、ぶんなぐって無視しますが、いくら考え方が違っても礼儀正しく私に異議を唱える人には、私も礼儀正しく答えるつもりです。ネットでもそのように行動するつもりです。
私は中国原潜の領海侵犯を「騒ぎ立てる必要はない」と言いました。それは、領海侵犯が問題でない、という意味ではありません。国際政治の文脈を無視して、孤立した事象としてそれを騒ぎ立てることは、もっと重大な大きな問題を見失う、というよりもそれを悪化させることになる、と思うからです。
ブッシュの再選により、アメリカの良識派は自信を失い、アメリカはますます暴走しそうです。イラクの次にイランを標的にするような危険な動きに対して、我々はどうすべきか？日中関係を緊張させて、何か良いことがあるのか？イランと友好的な中国に対して、日本をますますアメリカとの同盟関係に深入りさせて、国際政治を危険な方に傾かせるだけではないでしょうか？
数日前、朝日新聞に「日本政府の弱腰は靖国のため」のような見出しの投書が掲載されました。この見出しは編集部がつけたのでしょうが、歴史から何も学んでいない愚かな人間か、あるいはおぞましい歴史を繰り返させることを意図的に狙ったたちの悪い編集者といわざるを得ません。
「弱腰外交」などという言葉が民間から出てくることが、何を意味するか、常識のある人には、今更いうまでも無いでしょう。「生意気な＊＊国をやっつけろ」と政府をけしかける「世論」を作り出すきっかけが、「弱腰外交」という決り文句です。はっきり言って、戦争への一里塚です。
さいわいにも、南米で中国の指導者と話し合った小泉氏は、いつもの馬鹿の一つ覚えとは違った物言いをしているので、少しはものを考えたのかもしれません。それに対して右翼は「弱腰」というでしょうが、我々はいくら中国が気に食わなくても、世界全体の情勢を考え、また個別の問題が国際政治の大きな文脈の中で持つ意味を考えて、場合によってはあのいまいましい小泉を（個別の問題では）支えなければならない場合あるかもしれません。
話がそれましたが、理性を失ったアメリカが世界の混迷を更に深めそうな情勢で、日本だけでも改憲や教育基本法改悪、武器輸出３原則の廃止、米軍世界戦略の不可分の１部としての日本の組み込みなど、数々の重大な問題に直面している時、原潜の問題で民族対立をあおるような悪質な情報に振り回されていいはずはありません。
ましてや、実世界でどんなポジティブなことをしているかわからない、左翼の霍乱を職業にしているのでなければできないような精勤ぶりでせっせと超人的に投稿を書きまくる人物を相手にしていられる状況ではないと思います。皆さんの貴重な時間とエネルギーが、有効に使われることを期待します。