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戦争「お茶の間テレビ」--茹で上がる面々

2004/11/17 長壁 満子 40代 金融

無抵抗のイラク人を撃つ
「死んだフリしてるぞ」
 「まだ、息があるぞ」
 と、米海兵隊が銃を構えて、数人。
 瀕死のイラク人に最後のトドメをさす。
 「死んだ」と米兵。

 これに関するテレビキャスターのコメント。
「戦争ではよくあることですね。ま、戦争犯罪として、問題になるでしょうね。」
 そして、スポーツ欄へ。
 そのあと、また、例のごとく、長々と横田めぐみさんの北朝鮮シナリオ。今回は3 枚の北でのめぐみさんの写真をもとに、心理学者まで便乗し、やれ、沈うつだの、笑 みを浮かべたふくよかな写真には、「騙されないように、右目が笑ってない(左目は? )」だの、能書きをたれる。
 あくまで、北では悲惨、地獄のような日々でなければならず、特別待遇で一時でも、 幸せな生活があっては困るとでも言いたげだ。2年前の北朝鮮バッシングと同じ洗脳 が、またしても、活発になってきた。
 案の定、横田さんの「制裁と圧力で」といった物言いを、茶の間に流した後の、街 の声は90%が「経済制裁を」といった蛙合唱。

 いつまでもドコまでも、この国は、茹で上がろうとしている。