樹々の緑様
いろいろと議論ありがとうございます。私の素朴な疑問は社会主義というのはそこ に暮らす人々が皆あるレベル以上の難しい『主義』について勉強をして理解しないと 維持できないんじゃないかと考えておりまして、そこがアキレス腱なんじゃないかと 思ってます。私のような『おばかさん』が、笑って楽しく『主義なんてもんは高尚な 方々のお勉強の種よ、ガハハ』と笑って『今日さえ良ければいいじゃん』なんて馬鹿 を言うやつばっかりじゃ維持できない社会制度なんじゃないでしょうか。
こういう感覚を私が持っていることを理解していただいたうえで、長いコメントの 中から下に引用した部分について私には疑問があります。
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1)つまり、日本共産党が旧「社会主義諸国」について常々言っていた、「社会保障 制度の充実などの体制的優位性」というのも、本当は、民主主義と人権の実質的保障 の進展度で、測るべきものだったのではないかと思っています。
2)いまはやりの「市場経済の導入の度合い」で測ろうというのは、別の幻想だと思 います。「市場の意思表示」は、結局消費側からの(=生産物の流通過程を主体とす る)民主主義を担保する原始的・無政府的な方法でしかないし、それに取って代わる 方法を、人間は編み出すかも知れない、と思っているからです。
*番号は私が付けました。
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番号は私が付けましたが、1)ですが、社会主義度とでも言いましょうか。これはの 『社会保障制度の充実』で図るべきではなく民主主義の実質的保証と進展度で測るべ きものとのいうことですね。要するに社会保障がまったく無い時代はそれで測ろうと した、民主主義が問われている時代は民主主義で測ろうとするそうおっしゃっている ように聞こえます。社会保障制度も私が中学のころは北朝鮮やソ連は医者にかかるの はタダだよと聞かされてすごいなと思った記憶があります。ただうらやましいとは思 わなかったのですよ。直感的に、じゃあだれがお金を払うの?という疑問があったか らでしょう。資本主義にせよ社会主義にせよ、労働の対価がお金で払われている限り、 医者がタダで働くはずないですから、それは政府が払うのなら、政府には誰がお金を 払うの?と考えれば税金ですからね。まあ、北朝鮮は偽ドルを大量印刷してたから納 得したんですが。
2)の市場経済導入の度合いを社会主義のものさしには使わないですよね。まった く別の経済システムなんでしょ?でも2で言っていることはもっと分かりやすく説明 できませんか?ともかくこれを読んでいると舌をかみそうになるんですよ。結局ヨー クお勉強をしないとわからない経済システムってことになるんでしょうか。これを分 かりにくいというのは私がおばかさんだからでしょうかね?