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阿Qさんの(1月9日)言いたいことは・・・

2005/01/13 とおりすがりN 50代 会社員

 1月9日の阿Qさんの文章を、以下に要約しました。簡潔にするとこういうこと でしょうか。私は、人のことをとやかく言える立場に無いことは自覚していますが。 『愚劣な管理を排して、生きる力になる学力』を身に付けた場合の文章や知識はどう の程度のものか・・・ということが問われるように感じますので・・・・文章をいじ くってみました。

以下要約 ==============================

 OECD諸国の学力テストで日本の成績が悪いと報じられたが「韓国よりも成績が低い」 という視点は愚劣なナショナリズムに過ぎないので、学力テストの結果は意味が無い。 所詮親のメンツで「自分らしさ」を捨てて子供に勉強させ、国のメンツのために勉強 の競争をさせるのは「教育」では無い。

 私の30数年間の主張は、「愚劣な管理をやめろ」と、「子供達が生きる力になる 学力を身につけさせろ」の2点である。

 戦後の国の教育行政は、道徳教育による「期待される人間像」を人間観として、文 句を言わずに与えられた課題を従順にこなす人間が求められ、「勤勉と詰め込み」で、 単純作業に従順に従事する労働者を育成する教育であったが、産業構造の変化により 「創造性」を求めるようになり、「考える力」が重視されるようになった。しかし、 その内実は『幾何学の軽視』や『理科』や『社会』の内容を吟味せず、便宜的な科目 間のバランスを壊さないという削減が進められ、「個人の創造性」に枠をはめる愛国 心が強調されている(結果として、創造性は育たない・・・?)。

 「ゆとり教育」は、「出来の悪い連中に手間と金をかけてもしょうがない」という エリート主義を国民大衆に納得させるための言葉であり、「愛国心を中心にした教育 基本法改悪」とセットになっている。