阿Qさんは御自分が言っていることの中に矛盾があること気が付かないですか?政府は『ゆとり教育』と言うのと同時に『新しい学力観』を言っているんじゃありませんか?そして『創造性を育てる授業が必要』だと言い『総合学習』などを持ち出してきたんじゃありませんか?そして教科書を薄くした。あなたが言っていることと同じじゃありません。
あなたがたくさん書いた『天体観測の例』は『太陽の動きと惑星の動きが全く違うことを観察させて、太陽と惑星が同じ種類の星ではないことを教える・・・実験・観察・考察を組み合わせて理解を深めるのが科学というものです。やたらとたくさんの知識を詰め込むことは、そのような頭の働きをにぶらせます。必要最小限の知識しか持たないほうが、実験の意味をよく理解でき、次の課題に進んで発展することができます。物知り自慢になるための余計な知識は、発展的学習には邪魔!』
そうなんですよ、国の総合学習そのものじゃありませんか。この貴方の主張とぴったり一致して政府は教科書から余計な知識を減らしたじゃないですか。私には新しい教育課程とあなたの言っていることがぴったり合っているように見えるんですがね。私は、こういう流れの中で知識をことさら軽視してきた点を見直したほうが良いことを指摘しているだけです。それで変えるべきは、教育課程や覚えるべき知識の総量を減らすことではなく、受験問題を見直すべきだろうということを考えているのです。何故受験問題を見直せと言っているか分からないだろうな。
そこで貴方の重要な一文をほんのちょっと補ってみました。次の文です、『』があなたが書いた部分それ以外は私が補った部分です。ヨーク読み直してみてくださいよ。
『そのような批判を無視して散々詰め込み教育を続けた挙げくに』批判の正しさに負けて『在る日突然「ゆとりだ」と言い出した』、だから『「塾などにやって余計な勉強をさせないで下さい」と言っていた学校』の態度は好感が持てたが、その後、学力低下の批判を受けて『まともな学力を身につけさせたかったら塾にやりなさいという態度に180度転換した。これが許せない、と私は言っているのです。』
注:私とは阿Qさん自身のこと
貴方はこう言っているってこと御自分でわかってますか?『ゆとり教育』と同じじゃないですか。だから、自分達の主張が認められてきた現実を見なさいと言ったのですよ。戦後60年経ちました。共産党が政権を取ることはなかったとしても、その主張が体制に組み込まれてしまった部分があることを指摘しているのです。貴方は天に唾しているのです、その矛盾に怒っているのです。
そんなことは無いというのなら、私の文の冒頭についてきちんと説明してくださいよ。戦後60年の中でこの流れを国民は良く見ていますよ。それが革新勢力が信用されなくなりつつある中味だと思っているのですよ。あなたがそんなことは無いと言い張るなら私はこれ以上言う必要はありません。