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一支持者Wさん、一つ質問です

2005/01/18 とおりすがりN 50代 会社員

 一支持者W さん、コメントありがとうございます。そこで、一つお尋ねし たいことがあります。それは次の文に関連する質問です。

いわゆる「民主勢力」が主張していた「ゆとり」というよりは、 「少数のエリート育成」のための施策に他ならない、ということは、現場にいて も感じます。(国の施策がすべて100%がおかしい、とまではいいません が。)

 民主勢力は『ゆとり教育』を主張していたわけじゃないですよね。教育にゆと りをと言っていたと私は理解していますが、違うでしょうか。ではそのゆとりの 内容はどういうものを主張されていましたか?そこは是非ここでもう一度はっき りと表明してみてください。

 『ゆとり教育』というと今では、政府の施策を指す用語になってしまいました から、『教育にゆとり』をという考え方の部分を特に問題にしたいと思います。 そこで質問ですが、『教育にゆとりを』と政府が言い出した時に、どうお感じに なりました?

 実は、私は良い方針が出たと思ったものなのですよ。しかし、それが『ゆとり 教育』となって中味が具体的になるに従って、ちょっと違うんじゃない?という 感じになり、結局『知識の総量規制』による教育軽量化であることが明らかに なって、これじゃあ『学校教育に不足を感じる子供たち』は塾を頼るようになる じゃん、と感じましたよ。

 そしてそうなったですね。週休2日という現実に対応して教える知識の総量を 減らしたところから問題が起こり始めたように思っているのです。結局、金があ れば塾に行って自分の進んだ好奇心を満足させることが出来るという意味でエ リートは金持ちしかなけれないという批判に通じるんですが、ヨーク考えてくだ さい。そして、この方向は学校軽視につながってしまったところで文部科学省も あわてているというのが現状かと思います。

 そこで阿Qさんなんかの言い方はずるいというのかわかってないじゃないかと 思うのは、ご自分では『知識をばかにして詰め込み教育反対』と言いながら、ゆ とり教育批判をどうどうとしているわけですよ。おっしゃるように知識の詰め込 みを廃して教育指導要領で教えるべき知識の量に規制をかけたのだから、阿Qさ んの主張を実現している部分があるというのにですよ。そして考え方の重視を掲 げているのですから、立場としては『ゆとり教育』を如何に根付かせるかという 視点で、支援をしなきゃいけない立場になっていることがわからずに、ただ闇雲 に批判をしているとしか見えないわけですよ。共産党を支持してきた人々はこう いう民主的立場の人々の対応にびっくりしているんじゃないかと思いますよ。

 学校軽視に仕向けた一つの要因として詰め込み教育批判があったというのが私 の分析です。好むと好まざるとに関わらず、ここで大活躍の皆さんの言っている ことも上手に体制に組み込まれつつある時代だということを私は強く感じており まして、その点に気が付いていない方が多いことが不幸を生み出しているとも感 じます。私のこういう言い方に皆さんは顔を真っ赤にして怒るだろうなと推測し ます。怒ってもいいですが、ひとしきり怒り狂ったら、私の言っていることが当 たっているかどうかを、少し冷静に頭を冷やして議論してみてくださいよ。ここ をタブーにしていたら共産党の発展は無いように感じるんですよね。