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一般投稿欄

1/13付・1/18付 阿Qさんへ

2005/01/21 樹々の緑 50代 会社員

 阿Qさん、いつも投稿を拝見しております。といっても、ちょっとこの間 別件で忙しかったもので、やっときょう、最近の一般欄投稿から覗いて、心配に なってしまいました。閲覧だけでなく、投稿やめないで下さいね。

 なんか、個人的鬱積の正当性だとか、一定の見地だとかをどうしても認めさせ たくて議論している印象を受ける方もいて、残念に思っているわけです。でもそ れも言論の自由があるからで、ある段階で交渉をストップして、何を言われても 我慢するしかないみたいですよ。

 「体験的改憲論批判」を望む気持ち、よく解るつもりです。天皇制についてど う評価するかが、日本共産党の綱領改定に関連して議論されていたとき、紙代集 金に来た70歳代後半の老党員に、「天皇制に痛めつけられたあなた達こそ、声を 上げてほしいのですが…」と、私も盛んに訴えていましたが、どうなったのか…。

 私の父親は、太平洋侵略戦争で中国に出征したと聞いています。20代になった ばかりのことで、その頃の「戦友会」に、戦後、私が小さいときから、何度も誘 いの葉書が来ていたとおぼろげに覚えています。しかし父は、決して行こうとは しませんでした。軍歌も絶対に歌おうとしませんでした。
 何もかも制限されていた時代、青春と言えば、戦地での戦友との思い出くらい しかない不幸な世代だったと思うのに、それも自ら封印して、馬車馬のように働 いてきました。

 その親父も、60を超える頃、さすがに懐かしくなったのか、一度だけ「戦友 会」なるものに出かけていったようです。けれども、「人殺しの仲間がいまごろ 集まって、何を話すんだ」という言葉を、その時帰宅してから吐いたように記憶 しています。
 しかし思うのですが、親父くらいの世代でパソコンを使いこなし、インター ネットにアクセスできる人は、かなり限られていると思います。ですから、この サイトに直接その世代の方たちが投稿するのは、相当困難なのではないかと思っ ています。

 まさにそこにつけ込んで、NHKの番組改竄なども、堂々と行われ、しらばっ くれていられるのではないでしょうか。残念ですが、私たちはそのような状況の 下で、一生懸命にたたかわざるを得ない、そう思っております。