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全てが現場から実践からです。

2005/01/04 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 年の初めから人文学徒さま、或いは原仙作さまから素晴らしい理論的・論理的なご投稿があり、じっくりとは云えないものの拝見させて頂きました。
 全くの未熟者ゆえ、それら討論の一部に理解しようにもし難い面があることを告白しなければならないのですが、この前若き民青の方から様々な悩み事についての投稿もあったと思いますが、正直今共産党員さんのがお悩みなるのはやはり、なんと言っても日ごろの実践的活動に対する不安・不満、或いは「本当にこれでいいのか」という疑問であり悩みだと思うのです。
 私は党員ではありません、しかし今日の情勢の中で否応なしに共産党員さんの周辺で活動したり、一緒に力をあわせることがあります。
 また時には意見交換したり討論もします、しかしその時、痛切に感じるのは組織ゆえ仕方ないのかも知れませんが、皆さん優秀で、それなりに高い見識をもたれているのに、その力を十分に発揮されていない、ご自分の意見を聞くことが少ない、或いは上部・党への遠慮かも知れませんが、地区事情や情勢の変遷など色々とあるのに、必要と思われる対処方法や、今必要なことではなくて何事も上部の指示を優先して、それで「終り」とされているように思えて仕方ないのです。
 昨年末ある地区で若い民青の女性達が中心となった百人余りの集いがあり、参加させて頂きました。
 若い女性たちは頑張られたと思います、色々と嗜好も凝らされたものであり感心しました。
 しかし集会には今私達が直面している情勢にたいする「怒り」がなかった、若いゆえかアレッと思うような誤りが修正もされず出されて来ていた、後で思うのですが集会参加者を除き、スタッフの方が「本当にあれで納得したのかな」との思いが残ったのです。
 残念ながら私たちを取り巻く情勢は、私たちをいつまでもは待ってはくれません、その情勢をいち早く把握し情勢に応じた闘いを行っていくには、やはり基本的な考え方を元にしながらも、柔軟かつ弾力的な闘いを構築していく必要があります。
 闘いの中から党の方針が確立されていくこともあると思います。
 それははっきり云えば、たとえ中央の指示や協力がなくても、地区でまたほんの数人でも、党の指示に先行する闘いができるかどうかだと思います。
 正直民青の人を含めて、この間共産党さんにはスケジュール闘争は出来ても情勢に応じた闘いは殆ど出来ていない、情勢への後追いだけでもう「ふうふう」ではないかということです。
 局面に応じては党員や地区の中で、問題を巡っての討論が、真っ向から相対するような激論もあってもいいと思うのです。
 そのときの対応が良かったのか悪かったのか、それは時間と歴史しか証明してくれません。
 その時に応じた闘いが出来ればそれでいいと思うのです。
 私には共産党員の友人が多数と言い切れないまでも多くいらっしゃいます、話が合うものもあれば「違うな」と思うものもあります、しかも現実として個々の共闘は出来るのです。
 だが残念ながら「共産党主導の闘い」にはどうしても距離感を違和感を感じてしまいます、合わないのです。
 「何故あんな事平気でやっちゃうのかな」と思ってしまうことが多いのです。
 党を変えるのは上からではなくて下からの、現場からの生き生きとした活動や報告がなければならないと思います、もう「上意下達」でもあの古いかも知れませんが、ペレストロイカ方式では情勢に対応出来ないのです、時代遅れになってしまうのです。
 党本部批判より、まず自分が思った事を実践する、して行くことそれによって展望は開けてくると思います。
 韓国の与党ウリ党が「国家保安法」の撤廃問題を国会で貫徹出来なかったとして執行部が辞任したそうです。
 民主的な政党には少々の混乱や内部的論争があっていいと思います、それによって政党としての活力が出て来る、再生産されて来るのだとだと思います。
 戦後革命期・激動期を除き共産党には外からも見えるような華々しい理論闘争や論戦があったのでしょうか?
 まず全ては「現場」から出発すぺきと思います、そしてもう「臭いものには蓋をしろ」方式では、後退はあっても前進はないということだと思います。
 是非このサイトでも「現場をどうしたら活性化出来るか」について討論してみませんか?