青二才様へ
はじめまして。
私は、広島で、労働運動、平和運動をしています。
どちらかと言えば現在のスタンスは社民党や民主党の
まともな人(と私が考える人)に近いです。つきあいも、
社民党や民主党の候補者や議員、自民党にも近いような
企業経営者(よく年賀状が来る)が多いです。
読むのは「学習の友」ではなく「まなぶ」です。
共産党も良いのですが、例えば「少子化を克服」と言ってみたり (もろ憲法24条2項に反する恐れあり。)、最近では、消費税 減税を選挙では言わなくなったりと言うあたり、また、執行部が 責任を取らない(土井さんは辞めたし、民主党でも菅さんも 引責辞任した)あたりに不信感を持っています。
前は共産党を支持していましたが、最近では、選挙はたいてい
比例区民主党、選挙区は民主党のリベラル派ないし、無所属の
護憲派という投票パターンになっています。
職場の労働組合は、連合傘下・旧社会党系でして、平和運動
も「原水禁」で取り組んでいます。毎夏、原水禁大会や
平和行進、反核平和の火リレーに取り組んでいます。職場では
役員も務めてさせていただいております。
平和団体で言えば「広島県原水禁」のれっきとした
会員ですし、その他どちらかといえば社会党に近い団体で
活動したりしています。ぱっと見には「ゴリゴリの社会党・総評
系人間」です。(ここまで書けば知っている人は分かると
思います。)
そんな私ですが、共産党支持時代に加盟した 民青同盟には今でも留まっています。
広島のインターネット論壇では一応「旧社会党系の論客」と
して有名らしい私を、暖かく受け入れてくれています。
私もそれに応えてカンパをしています(政党では社民党にカンパ
しています。)
平和のことでは、意見は一致しますし、いまさら社青同に 移る気もしません。民青幹部のほうも、付き合いの広い 私を重宝してくれています。
共産党の年配の方の中には私を敵視される方も少なからず いるようですが、民青の包容力には驚かされます。
思想水準が昔より低くなった、といわれますが、私は 下手なイデオロギーならないほうが良いと思います。
いかに、人びとが生き易い世の中にするか。その一点で 議論を深めていければそれでよいと思います。そういう 場になっていると広島県ではすくなくとも思います。 そこで出てくる議論は、意外とラジカルです。
「旧社会党・総評系無党派」「協会派(右翼は私をそう呼びます)」 の私から客観的に見て、共産党を支持しているほとんど の同盟員が「気持ち悪い」とは思えません。むしろ「思った よりフツーの人でいいじゃん」と思うくらいです。
逆にゴリゴリの年配の党幹部の人は、中央言いなりで、 どんどん右傾化しているように思えます。そのくせ、 「**は偽左翼だから付き合うな」などと、あちこちで 吹き込んでいたりしており、そのセクト主義には呆れます。
私は、今の共産執行部はダメだと思っている人間ですが、
民青の仲間が党幹部になったときが楽しみです。
民青の仲間を友達に持っていることを、また広島の民青の
メンバーでいることを誇りに思っています。受け入れて
くれている仲間の思いに応えねばならないと考えています。
卒業はちょっと先延ばしにしようかなと最近思うくらいです。
話を戻しますと、とにかく、「フツーの人」を取り込めなかったら、 共産党の将来はないと思います。フツーの人がフツーに出来る 活動。その集積がしかし世の中を変えていく。
青二才様の焦りは分かります。しかし、私は悲観する必要は ないと思っています。
支持政党は違いますが、今年一年、同じ同盟員同士、がんばり ましょう!