川上慎一さまの久しぶりの投稿を拝見し本当に元気づけられました。
直接的には「見る人は見ていてくれる」との思いですが、この間のさざ波はやはりWEBサイトの宿命というか、本質的な本来必要な論議をするのではなく、それこその重箱の底を突いて相手に報復したり、気晴らしをする傾向と、そしてまた政治的・社会的現実の情勢に関係なく、孤高から一人黙々自分の殻に閉じこもって推敲を重ね投稿するとかの、極端な二分化の傾向があり、結果として今本当に必要なことの討論が、おろそかにされて来たように思います。
もちろん私もその傾向になかったとは云えないのですが、折角このさざ波という場に出会わした人々が、その出会いをもつと生かしていくべきではないか、これだけでは本当にもったいない、などと考えております。
この間ほんの短い間に大きな変化が出ています。
共産党の事に限っても、改憲策動の一つの女性天皇論議やデンマーク女王晩餐会参加などを巡って、党が明確に天皇制容認存続の立場を取るようになりました、またスマトラ沖大地震・インド洋大津波での自衛隊の派遣に対して政府・自衛隊の狙いに沿うかのように自衛隊の海外派遣容認の立場に転落してしまいました。
そして曲がりなりにも公共放送として存在して来たNHKが「戦争性被害国際法廷」特集問題と朝日新聞スクープで完全に「国家の報道機関」化、右翼的転向を完成してしまいました。
正直この情勢は、やはりこの国の戦争をする国化、侵略国家化への大きな転換の表れであり、これを覆すには私たちの相当の決意と労力、この情勢を憂慮するあらゆる立場の人々の立ち上がりが必要だと思っています。
そして少なくとも「さざ波通信」には他のサイトにはない「それなりの役割」があると思っています。
このところ悩める若い党員や、労働者の投稿が増えているように思います、そして川上慎一さまのような大ベテランの正論も、御苦労さまですが大いに復活してほしいと望んでおります。
ある女性も必ず復活すると回答してくれています、もっとさざ波通信を存在価値あるものに高めて行きましょう、諦めるのではなく大いなる活路を切り拓いて行きましょう。
本当に川上慎一さまありがとうございました。