寄らば大樹の陰様少し私の意見を聞いてください。陰様は武道の経験はお有り ですか?私は小学6年の頃から柔道を始め、何とか初段を取るに至りました。大樹の 陰様は、銃剣道の国体種目正式採用を戦争への布石と見ていますが私はそう思いませ ん。まずこれは銃剣道だけではなく全ての武道に共通する事ですが、元々武道とは戦 場で効率よく相手を殺害する為に生まれた物です。柔道は元々攻撃性の高い柔術とい う戦場格闘技を攻撃性を低め優しく?変化させたものです。剣道や弓道にしても戦場 で相手を殺す為の訓練から派生した事はすぐに想像出来ますよね。この他にも多くの 武道が元々相手を殺すための技術でした。しかし考えてみてください、それらの武道 学校の部活動でも採用されていますが、その目的は生徒に将来人殺しをさせる為では 有りません。
精神を鍛える為に採用されています。武道の全ては礼に始まり礼に終わると言 うのはご存知だと思いますが、よく考えると変ですよね?だって対戦する相手とは本 来殺すか殺されるかの関係にある明確な敵です。その相手に礼をするなんて偽善的で す。しかし日本人は命がけの戦いに身をさらす事によって自分を高めるという考えを 持っています。その結果元々人殺しの技術であった武道を精神を高め合う為の場にな りました。ですから相手に敬意を表し礼をするのは当然なのです。日本人は何にでも 精神的価値を与え技術を高めるだけでは満足出来ません(高校野球が分りやすい例) 私は正直に言ってその精神主義が行き過ぎるのはあまり好きではありませんし危険だ と思います(それは他の投稿者の方もお詳しいと思います)ですが何にでも精神的価 値を求め人間の高みを求める生き方は素敵です。
その証拠に武道やスポーツの名選手は人間的魅力にもあふれています。私が言 いたい事は柔剣道を含めた全ての武道は今現在人殺しの技術ではなく人間の精神性を 高める為に有るということです。ですから柔剣道の国体採用が戦争の為の準備と考え るのはちょっと違うと思います。それと最後に白状したいのはこの文章の後半はある 人物からの受け売りです。その人物とは私の人間的魅力に溢れた柔道の恩師でその人 は銃剣道も教えています。その人物は人間的魅力に溢れた人物です。もっと綺麗な文 章を書ける能力が私に有ると良いのですが・・・皆様のご意見もお聞かせください