「国民的作家」を新春インタビューで批判するとは、(絶句)
中国だったら「文化大革命」ですよ。
1965年11月10日、姚文元は上海の新聞「文匯報」に「新編歴史劇『海端罷官』を評
す」を発表し、毛沢東から批判された彭徳懐を暗に弁護した戯曲『海端罷官』を批判
して文壇における文革の端緒となった。(Wikipedia)現在の日本人の歴史観は多かれ
少なかれ「司馬史観」の影響下にあるといってよいというのに、(ご自分は吉川英治
を愛読していて父親にせがんで、「作品」を読んでもらったというのに)、たぶん
「新しい歴史教科書を作る会」が司馬遼太郎を引用するのが気にいらないのか、なん
か「殿ご乱心か?」って感じですな。
「明治という国家」に「長州の若者たちは、吉田松陰・高杉晋作を身近に感じてい
る、それで岸信介・佐藤栄作兄弟を生んだ一方で野坂参三・宮本顕治・中野重治らの
革命家も生んでいる。」とも書いておられるのですが?