お若い方から投稿頂くと、嬉しく思うと共にホッとします。
しかし同時に思うのですが世の中をもっと素直に見てほしいと言うかもっと「感性豊かに見てほしいな」と思うのです。
なぜか、確かに仰るように「武道」は殆ど全て、戦闘や戦争、相手を殺し倒し、傷つけるものとして発達し、世の中の安定と共に精神面を鍛えるものとして「こじ付け的」な意味を付与され、保存、またより発達して来たと思います。
また徴兵制を持っている国、軍隊の力の強い国などでは、スポーツそのものが兵士や徴兵前の若者たちの体力づくりに利用されてきたと思います、卑近な例を取ればこの前のサッカーワールド・カップ予選の共和国・朝鮮チームの在日の選手を除く選手は、殆どか軍人だと云われていましたね。
剣道はもとより、射撃等はその典型ですし、マラソンなどもその部類に入るかも知れません。
ご指摘はよく分かるし否定しません、しかし感じてほしいのは「今この時期になって、なぜ銃剣道が国体に登場するか」と言うことなのです。
「銃剣道」とやらが小学校や中学校の部活で普通に行われていて、野球やサッカー、柔道のようにそこいらの街のどこでもチームがあり、誰もが楽しむものなら何も言いません。
しかし自衛隊がイラクに派兵され、災害の場合でも武装して海外に送られるという、かつてない状況下において「国体」に登場したと言うことなのです。
そこにスポーツと言うより「ある意図」が感じられるから、とりあげたのです。
昔、沖縄の国体のソフトボール会場だったと恩もいますが、それまでなかった「日の丸」の旗が突然掲げられた、それに我慢できずその日の丸に火をつけて燃やした人がいました、しかしそれ以降国体にはどこでも「日の丸」が掲揚されるようになった、スポーツは「国威発揚の為」として政治によく利用されるのです。
剣道は「竹刀」で試合しますよね、「真剣」での試合はしない、ところが銃剣道はそうはいかない、プラスチックのオモチャで試合しないでしょう?
ご存知でしたら教えて下さい。
世の中おかしいと思ったらはっきり表明しないと、トンでもないところに連れて行かれます。
今後も是非ドンドン発言して下さい、楽しみにそして大いに期待しています。