今日日比谷で、6000人を超す集会があった。
カラフルな旗、旗、旗・・・「輝く憲法」は文字通り、イルミネーションふうの輝きを放っていた。
10分遅刻していった、否、入り口には、びっちりと私服を着た正体不明の公安の方々の写真撮影に時間を費やしただけ。
が、立錐の余地も無い混雑。みんな元気で、昨年の肌寒い氷雨とはうって変わり、最後まで3キロ(?)ほどのデモ行進を春風の中敢行した。
志位さんの元気な激励、社民党の保坂さんなどの話も、途切れ途切れであったが、聞こえてくる。イラク人ジャーナリストの参加も、それだけですごいことだろう。教員の方の「君が代日の丸について、私にも生活があります。正直葛藤があります」の胸のうちは、我々自身のこととしてきく。
この日、九州地方に震度6弱の地震もあったと、新聞は伝える。また、母親を金属バットで殴殺の記事も載っている。
この間、2年前、ほぼ予感した記事の連続である。
石原というファシストが都知事となって出現し、「東京から戦争発動」を声高らかにあげ、福祉切捨てを先導し、「障害者に人格あるのかね」発言よろしく、ババア発言、マイノリティー差別などなど、怖気も奮う蛮行政策が続く。
毎年、3万5人の自殺の更新にも、打つ手無く、ホームレスの保障もできないこの国の貧困。
じわりじわりと、生き延びていく空気層が薄くなりつつある中、人は、思考を停止させられていく。
北朝鮮バッシングは手をかえ、品をかえ、著名大学の教授と思しき輩が、ギャラを目当てに、捏造・先導発言を繰り返す。
現在の話題、「公開処刑云々」だが、公開でなく、日本のように、密室処刑でなら、見せしめだろうが(ちょうど、永山氏がそうであったように)、冤罪だろうがいいというのだろうか。あるいは、野放し処刑というべく自殺の大方の主役は、働き盛りの一家の大黒柱である。
国内は、イラク戦場と同じく、まさに生活処刑場へと、刻々と移行している。