今回は日の丸君が代国旗国家法と憲法問題を中心に日本共産党が現実に何をしてきたかを投稿します。
さざ波通信創刊号「雑録」1999年
では日本共産党が日の丸、君が代法制化を引き込む態度を表明したことに対して厳しい批判をしています。これは検索してください
その危惧が今日学校におけるファシズム的な状況となって実現しているのです。国会では不破や志井が茶番的な反対質問をしていたがすでに日の丸、君が代を国旗国歌法案にするように水路を開いたのであったのです。調べて御覧なさい。
昨日3.20日比谷集会で志井が来賓として演説をしたのですが、もっともらしく自衛隊の撤退を求め改憲反対を主張したのであるが天下の共産党の党首がどんなにきれい事を言っても、虚言にしかすぎないのです。この大会を成功させるために全党を挙げるならば10万人,20万人を彼の号令一下で首都東京に集められたであろうことを考えれば拍手がまばらだった理由が判るというものである。「ガス抜き」にしているに過ぎないのです。
来賓の彼の胸にばらの花が刺されていました。
実際には日本共産党中央委員会ははイラク侵略に反対しているのでもなければ、改憲に反対しているのでもないのが明らかなのです。
改憲問題について言うならば日本共産党代表が天皇の遊宴会やその他の祝い事に参加したり、国歌国旗法の成立に手を貸したこと、そのこと自体が憲法違反であり、改憲に手を貸していることでしょう。左手に白い旗を振り右手で赤旗を振っています。
又自衛隊を容認したり、日米安保条約を民主連合政府が出来てからなくす(凍結)という絵に描いたもちでごまかすという態度は安保条約に賛成していることにほかなりません。これも憲法違反です。
その志井の演説の後、日教組の女性教師が演壇に立ちました。
「私は音楽の教師ですが卒業式で君が代を演奏したくありません。生徒達に歌うことを強要したくありません。しかし私にも生活があり拒絶も出来ないのです。皆さん、私達教師は苦しんでいるのです」
何をいってるのかとぼくは思いました。彼女自分をごまかし弁解しているに過ぎません。日の丸君が代に屈服することが再び子ども達を戦場に駆り立てる道だということを知っているならば演壇で言える言葉でしょうか。
それは置くとしても志位は来賓席で頬に笑みを浮かべてに聞いていました。
志位よ、お前が日の丸君代法制化の水路を開いたのだ。
勇気ある教師達が去年の卒業式で140人不起立をして処分され三人が解雇されました。今年もすでに40人の教師達が不起立で抵抗しています。不起立を三度すれば解雇されます。だが三度目の不起立の教師もいます。そして高校生も立ち上がり、地域の人たちがビラまきをしています。そのような行動を共産党員が自主的にした人もあったことを知っています。だが党としてどうしたのか。あなたは何を行動したのか。今からも入学式があります。
いま学校の中は思想、信条、表現の自由は完全に圧殺されています。憲法は学校にはないのです。日の丸、君が代は踏絵として良心ある教師を炙り出す道具になっているのです。ファシズムが学校を支配したのです。やがてその支配はあらゆる職場に広がるだろう。勇気ある教師達を私は尊敬する。明日では遅すぎるのだ。だが生活と人生をかけて戦わなければさせたのはだれあろう。日本共産党ではないですか。
人を信じるに、その言をもってせず,行を持ってせよ・・・・レーニン
では共産党員にお聞きしたい。あなたの支部に地区党から日の丸、君が代強制に反対する行動をとれという指導があったのでしょうか。もうひとつ聞く。あなたの支部でイラク戦争に反対する3.20日比谷集会に全力を上げるように指導する地区党の命令があったのでしょううか。
日比谷集会は全労連と陸海空20労組が来ていたが何故それだけなのか。20日までの赤旗は3.20についてどのような扱いをしたか。今でも検索できるでしょう。どこどこで3.20集会があるという紹介記事しかないではありませんかは。こんな党が本当にイラク戦争に反対し、自衛隊の撤退を求める党なのでしょうか。
これが今の日本共産党だ。こんな党を何故左翼と呼べるのか。日本帝国主義を左から支えるエセ党、日和見主義からさらに転落した排外主義の党であるといって何か事実と違うだろうか。
日本には国会に議席を持つ左翼政党はもうなくなったのです。私は日本共産党を打倒せよといっていない。そうではないのです。この党をどうするのかはあなた方の決めることだ。あなた達の党がやすやすと日本の戦争国家化を招いているのである。
どうするのだ