ついにきた。
失業率が4・5%。若者はニートとか呼ばれ、親のすねをかじりかじり、生き延びる。
その脛も、年々、老齢化・やせ細りつつある。
ましてや、戦争公共事業が勧められ、国内の窮乏化が進めば進むほど、また、働き盛り世代の自殺が恒例化すればするほどに、人は藁にもすがりたくなるだろう。
飢餓がきわまれば、友人の人肉まで奪い合うのも、先の戦場で経験済みである。
人の胃袋をぎゅうぎゅう締め上げながら、一方では、世界規模の不安、自然災害とみせかけた人災が仕組まれる。
人を飢餓状態にとことん追い詰め、脱水状態寸前にする。目の前に、一滴の水があったなら、たとえ、毒入りであれ、何であれ、飲むだろう。
教育の現場では、君が代・日の丸の強制、文字通り、これは、単なる強制といった次元の問題でなく、「君が代・日の丸水」と置き換えた方がわかりやすい。その水を飲まなければ、死ぬという状況下、あなたなら、飲まずに、死を選ぶだろうか。
魂を売り渡す、又は奴隷となって調教に甘んじるという精神の死も地獄であろう。
かつて、人間的な教育をされていた社会科の教師、渡壁氏は、教頭の警察とつるんだ捏造事件で、退職に追いやられた。今現在、どうされているか。集会でお会いしたときは、日雇いの土木関係のバイトをされていると聞いた。教育のエキスパートであり、退職年齢まで数年ある氏、退職金もフイにされたのだろう。
繰り返しばかりになるが、3年前から、この国は、一定の方向に、あからさまな動きが急である。さまざまなシステムが軍事へとシフトし中・下流層からどんどん、淘汰されていく流れになっている。
共産党は、一人、この流れにパーツパーツで対処してきたが、他党はこぞって加担、政権準備党と名乗る民主党がいい例である。
とにもかくにも、人の胃袋をしめあげつつ、精神を操るのはいともも簡単であろう。
かつて、おにぎりをお願いして、その家の息子に殺されたホームレスの人もいたし、野宿者の中には、6万の年金をもらいながら、求職中の高齢者もいる。若者にどれほど、殺されたか。
巷では、飢え死にするよりは、と、自室に火を付け、3食付の刑務所を所望する人もいる。石原は、ここまで見込んでいたのだろうか。
また、犯罪を作っては、仕事をあたえる職業安定所も出てきたようである。威嚇業務00法、道交法00など、わけのわからない罰則が横行し、恣意的に、仕事がつくられていく。各集会の公安警察のおびただしいこと。
憲法のあるこの国は、もはや、形骸化してしまったのではないかと、暗澹とするのは、私だけではないだろう。
ほんとうに、もう、遅すぎるのかもしれない。 だから、良識ある皆さんは大方、沈黙されているのだろうか。
大樹の陰さん、銀河さんの奮闘がめだつ。こと、大樹の陰さんの実践的な活動には、心より、共感を覚える。
どうか、雲の上から、イチャモンをつけたがる方はのことは気にせず、多くのロム専門の方にむけて、投稿をお願いする。まだまだ、良識ある参加者は、多いと信じている。
朝日新聞の腐れは、頂点にまで達しようとしているが、ここのところ、私も、電話で、また、他の掲示板で批判してきた。竹島問題で4回ばかり掲載されているが、少しずつ、それでも、マシになってはいる。この程度では話にならないのだが、いわないよりはそれこそ、マシであろう。
日本人は、もう、一握りの良識を除いて、国家主義というウイルスにおかされはじめている。
おおかた、茹で上がってしまっているのである。
さざ波という掲示板では、どうか、最後の良識をとどめていただきたい。