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沢田保氏に対する反論

2005/03/29 プロパー 30代 会社員

沢田保氏の3・23の投稿でいくつか反論しようと思います。
 まず社民党の(当時の社会党)の86年「新宣言」を昔は批判していたのに今 は同じようなことを言っている、というものですが、現在の社民党のホームペー ジを見ても、憲法改正の問題で日米安保条約に関する議論が全くありません。社 民党(社会党)は日米安保と憲法9条をリンクさせることによって成り立つ解釈 改憲を批判することなく今では日米安保を問題からはずしています。共産党の憲 法論議の中核は日米安保条約ということが出来ると思うのですが、この点で自衛 隊の段階的縮小を論じているところに意味があるのではないでしょうか。
 一般的にアメリカとの軍事同盟を脱却すれば日本は軍事的に自立するというの が改憲派の議論ですが、それが現実に追随した形であること、極めて政治的な態 度の問題であることが徐々に90年代証明され始めています。そこで共産党はア ジアの流れ(ARF等)や南米の動きに注目しているわけですが、これ(世界的な 多極化の流れ)は軍事的な部分は今後の問題としても今始まっている流れである ということが出来ます。共産党の憲法に関する議論では世界の多極化の流れと言 う意味での解釈の方法で意味があるということが出来ると思われます。