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掲示板を悪用する言論弾圧と世論捏造

2005/04/09 長壁 満子 40代 金融

 バトルトーク 
2004年4月9日(金)のテーマ
 イラクの日本人人質事件で小泉総理は、「自衛隊の撤退はない」と明言。あなたは小泉総理のこの発言を支持しますか?
  A 支持するーーーー3666
  B 支持しないーーー284
  C -
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 上記は、つい最近、自分の名称で検索できた項目の中にあったものであるが、びっくりしたのは、このテレビを通じた議論に、なんと、私(長壁満子)が、「危険を承知でいった本人に責任あり、よって、小泉さんを支持します」というような意見が載せられていたことである。当時、私は、阿修羅、クリエイティブ、そして、このさざ波でも、香田さんの詩や、非情な小泉を糾弾する意見を書き込んでいたものである。
 一年経ってから、偶然、気がついたことであるが、私の意見でないどころか、正反対の意見で名前を騙られることは、人権蹂躙ではないだろうか。
 先の日本人3人のイラク人質事件でも、自己責任論バッシングが官邸主導でなされたり、権力サイドの動きは、ここ数年、どぎつさを増すばかりである。
 また、私は、2月、マスコミも閲覧が多いと思われる阿修羅掲示板を追放され、書き込めないわけであるが、これは、明らかに、公安警察もどきの仕業であることは臭ってくるものの、個人の掲示板の限界として、諦めていた。
 しかし、名称で検索できる過去の記事が、つぎつぎと、削除されているのである。内容は別にどうということはなく、一貫して、私の主張そのものである。自画自賛だが、私はここ3年、イラク戦争も北朝鮮問題も、日本の侵略戦争に対する視点も、いささかもぶれてはいない。阿修羅で2年にわたる意見の一つ一つである。そうしたものが削除されていくのは、いかにも、言論封じとしか理解できない。
 私は、日本のマスコミに非常な危機感を覚え、掲示板でそれを訴えると共に、隠蔽され、捏造されるプロパガンダに何とか対抗できる方法をと、探ってきた。
 玉石混合の阿修羅掲示板で、広範な意見交換や提言によって、イラクのリアルな情報が、血となり肉となり、日本に住むわたしたちの芯に浸透していることを実感できもした。
 掲示板の価値は、誰もが真摯な意見を気軽に書き込めること。そして、それが誰でも自由に閲覧できること。長期に(できることなら永久に)保存できること。これらに意味を見出していた(阿修羅の看板でもあった)私は、阿修羅という、ツワモノの集う掲示板を重宝させてもらったのだが、ここ一連の私になされている対処は、明らかに、作為を感じて、いささか、気味悪い。
 個人情報だかなんだか、かまびすしいが、先の住基ネットに始まる、戦争への動きは、急激である。
 要は、憲法改悪の前に、25条の生存権をはじめ、思想・表現の弾圧などなど、実質的な憲法破壊を企て、実行しつくす魂胆であろう。
 マスコミメディアや地域住民は、こぞって、これらお上の指令に唯々諾々と従うのである。戦争政策にまこと都合のいい、従順な日本国民である。